測定器を故障から守るマメ知識

ご依頼をいただく修理の中には、お客様の使い方に起因する故障もよくあります。

サービスセンタでは、過去に発生した修理の履歴を分析し、「よくある故障事例」、「考えられる原因」、「お勧めする対策」の3つの観点より測定に関する技術情報をお知らせしています。測定器を少しでも長くご愛用していただけますよう、測定器をお使いになる際に、是非一度ご覧下さい。

イメージ 対象製品 測定器を故障から守るマメ知識
  34972A LXIデータ収集/データロガー・スイッチ・ユニット

34972Aのメモリ保持用リチウム電池はお客様ご自身で交換できます

・ 電源を切ると設定が消えてしまう
・ 電源投入でERRORランプが点灯、ERR 201~204が発生している
・ 電源が入らなくなった

  光測定器 全般

光測定器のコネクタ取扱いについて

接続するファイバ端の損傷や、測定精度の劣化を防ぐための手法について記載しています。
 ・非接触タイプと接触タイプの測定器
 ・光ファイバの接続方法
 ・接触タイプ測定器のクリーニング方法
 ・日常的な点検方法や予防策

  スペクトラム・アナライザ全般

正しい接地の取り方や、過大入力を避ける方法、RFコネクタの保護やRFケーブルとコネクタの取り扱い方法、静電気放電の予防など、スペクトラム・アナライザの損傷を防ぐのに役立つノウハウが記載されています。ご利用の前に是非、ご一読ください。

スペクトラム・アナライザの損傷を防ぐために

 

 

E4401B/2B/3B/4B/5B/7B/8B/11B 
E7401A/2A/3A/4A/5A
スペクトラム・アナライザ(ESA-Eシリーズ)/ EMCアナライザの電源を投入した後
“System Alignments Align Now All required”が表示されたり、波形が画面の一番上または一番下にあるなど正常に波形がされない場合、アライメントの操作を実施することで正常な状態へ戻すことが出来ます。
  E5394A

ソフト・タッチ・コネクタレス・プローブ

16900シリーズ、プローブ・コネクタの破損の原因は16950Aモジュールからの着脱方法にあり!

  信号発生器全般 信号発生器の出力回路を逆起電力から守る保護方法のご紹介
  PNAネットワーク・アナライザ全般 PNAネットワーク・アナライザのパワーアンプを使った測定で、過入力故障を防ぐ適切な測定法と保護用製品の情報です
  マイクロ波コネクタを持つ機器全般

メカニカル校正キット

校正キットのコネクタ破損を防ぐのに役立つ情報です
● ミリ波コネクタの手入れ
● マイクロ波同軸コネクタ

  54754A

差動TDR/TDTプラグイン・モジュール

静電気による不具合/CDM(Charge Device Model)の紹介と対策

  InfiniiMax I/Ⅱ プローブ・アンプ関連

InfiniiMax、InfiniiMax Ⅱシリーズ・プローブ・アンプのハンドリングガイド

InfiniiMaxⅡプローブ用の差動SMAへッドサポートアッセンブリのご紹介とご使用方法

 

 

静電気対策ビデオ・クリップ

空気が乾燥する冬場はとくに静電気によるトラブルが起こりがちです。お客様の貴重な測定器を静電気(ESD:Electro-Static Discharge)による破壊から守るためのヒントを約5分のビデオクリップにまとめました。簡単な手順でESDトラブルから回避できる手法をビデオを通じてご確認いただき、無用なトラブルを未然に防いでいただけます。

  ● 静電気トラブルから防ぐヒント  (WMF 10.6 MB )

 
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