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無線規格
規格準拠の設計およびテストを迅速化
無線規格は、資産トラッキングやパーソナル・エリア・ネットワークから、LAN、WAN、ラストマイルソリューションまで、無線機器の設計に影響を与えます。無線規格は、データレートの高速化、モジュールの省電力化、および新しい形のモビリティーに対応するために絶えず進化しています。キーサイトのチームは幅広い規格団体に加盟し、さまざまな無線規格にわたって最先端の設計およびテストリソースを提供しています。
規格に準拠した無線接続を設計
適切な設計とテストソリューションを選択することは、無線技術の設計目標を達成する上で非常に重要です。テクノロジー企業の上位25社のうち24社がキーサイトのソリューションを使用して、無線通信イノベーションを加速させている理由をご覧ください。

RFID
RFID(Radio-frequency identification)は電磁場を使用して、対象物に付けられたタグを自動的に識別し、トラッキングを行います。NFC(Near Field Communication)規格は、13.56 MHzで作動する既存の短距離RFID高周波技術に基づいています。
NFC製品は、現在多くのフォームファクターに使用されています。電子決済システム(非接触カード決済や電子財布など)は最も主流な適用例です。EMV™非接触決済規格は近接NFC決済デバイスを使用して、トランザクションのための迅速でセキュアな方法を提供します。
キーサイトは、RFIDシステムおよびコンポーネントの品質を確保するモデリング、開発、およびテストツールを提供しています。キーサイトはパートナーであるFIMEと連携して、NFCおよびEMVコンフォーマンス・テスト・ツールを提供します。キーサイトのNFCテストセットに基づいたFIMEテストベンチは、EMVレベル1 PICC/モバイルRF認証テストに適合しています。
EMV™は、EMVCo LLCが所有する登録商標です。www.emvco.com

ZigBee
ZigBee(IEEE 802.15.4)は低データレート(20〜250 kbps)かつ、極めて低いデューティーサイクル(< 0.1 %)を持つシステムで、868 MHz、915 MHz、2.4 GHz ISMバンドでの定期的、断続的、反復的な低レイテンシーデータ転送を行います。低消費電力とアグレッシブスリープモードによって最大で数年のバッテリー寿命が得られ、2.4 GHzでのスペクトラム拡散により、1 mから100 mを超える通信が可能になります。
キーサイトは、ZigBeeを使用した最も一般的な実装をテストするのに必要な信号作成・解析ツールを提供します。

UWB
UWB(Ultra-Wideband)伝送は、短距離、広帯域幅通信用の無線技術です。これは、UWBの物理層(PHY)を含む複数の物理層を定義している低レート無線ネットワークのIEEE 802.15.4規格に基づいています。UWBの物理層は、数多くの無線アプリケーションに対して、高集積スループット、高精度、低消費電力を可能にします。
キーサイトは、1 GHz未満、3 GHz〜5 GHz、および6 GHz〜10 GHzでのUWBの物理層開発に役立つ信号作成・解析ツールを提供します。

Bluetooth
Bluetooth®規格によって、固定デバイスおよびモバイルデバイスや、パーソナル・エリア・ネットワークからの短距離データ交換が可能になります。2.4 GHzの免許不要なISM周波数帯域で動作します。この規格の省電力バージョンであるBluetooth Low Energy(BLE)は、多くの最新IoTデバイスに最適です。
キーサイトは、研究開発から製造までの製品開発サイクルを通して利用可能な、Bluetooth技術のテスト機器、ソフトウェアおよびシステムを含む幅広いポートフォリオを提供します。このソリューションは、Bluetooth Basic Rate、Bluetooth Enhanced Data Rate、およびBLE 4.0、4.2、5.0などのBluetooth技術に対応しています。
Bluetooth®およびBluetooth®のロゴは、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、キーサイト・テクノロジーはその使用許諾を得ています。

Wi-Fi
IEEE 802.11は、無線ローカル・エリア・ネットワーク(無線LAN)通信の規格です。これは、900 MHz、2.4 GHz、3.6 GHz、5 GHz、および60 GHzの周波数バンドでの実装に対応しています。最新の802.11規格である802.11ac、802.11ad、802.11axを採用すれば、さまざまなエンタープライズ向け、消費者向け、産業向けのアプリケーションにわたってスピードと容量が向上します。
キーサイトは、研究開発、検証、製造にわたり無線LANシミュレーションおよびテストソリューションを業界では最も幅広く提供しています。

Wi-Fi用MIMO
MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)は、複数のトランスミッターとレシーバーを活用して、スペクトラム効率、信号品質、セルカバレージを向上させるために設計された無線アンテナ技術です。これにより、より多くのデータを同時に送信することが可能になります。LTE-Advancedや無線LANなど複数の規格で使用されており、5Gの展開には極めて重要です。
MIMOに特化したキーサイトの測定ソリューションは、設計、検証、および製造を網羅し、とりわけ規格の進化に応じて、エンジニアにより深い洞察力を提供します。

WiMAX
WiMAX™ (Worldwide Interoperability for Microwave Access)は、WiMAXフォーラムが開発した規格群で、ラストマイルにおける無線ブロードバンドのアクセスを可能にします。WiMAXは、IEEE 802.16広域通信規格に基づいており、モバイル接続と固定接続の両方において長距離無線ネットワークを可能にします。
キーサイトが提供する固定およびモバイルのWiMAXとWiBro(Wave 2とMIMOへの対応を含む)向け設計・テストソリューションは、研究開発、設計検証やプリコンフォーマンス、コンフォーマンステスト、製造、インストール、およびメンテナンスといったライフサイクル全体を対象にしています。
WiMAX、Fixed WiMAX、Mobile WiMAX、WiMAXフォーラム、WiMAXフォーラムロゴ、WiMAXフォーラム認定、WiMAXフォーラム認定ロゴは、WiMAXフォーラムの登録商標です。

DVB
DVB(Digital Video Broadcasting)システムは、さまざまなアプローチ(例:衛星/ケーブル/地上波/モバイルテレビ)や、DVB-TおよびDVB-T2などの進化しつつあるさまざまな標準規格を使用して、デジタルビデオ信号を配信するものです。
キーサイトは、DVB-TテストおよびDVB-T2テスト(DVB-T2マルチPLP、SFN、MISOを含む)用ソフトウェアソリューションや、ケーブル/衛星/地上波/モバイル伝送方式のアプリケーションに対して行うコンポーネント、トランスミッター/エキサイター、レシーバーのテスト用ハードウェアソリューションを提供し、DVB分野での成功をサポートします。
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無線LAN、Bluetoothから5G、MIMOまで、キーサイトにお任せください。