はじめに

キーサイトは、Keysight IntegraVision PA2200シリーズ パワー・アナライザのデータをMATLABにインポートするための2種類のMATLAB変換関数を作成しました。 インポート(importKeysightPA2200ABin.m)およびプロット(plotKeysightPA2200ABin.m)するための関数です。 また、.bin拡張子を持つ2つのバイナリーファイルのサンプルも利用できます。

概要

このページの下の部分から、2つの.mファイルと2つの.binファイルをダウンロードします。 これらの.mファイルのプログラムとパワー・アナライザからの.binバイナリーファイルをMATLABワークディレクトリに置きます。 次に、バイナリーファイル名をシングルクォーテーションで囲み半角丸括弧に入れて引数として使用し、MATLABから目的の関数を呼び出します。 "import"プログラムの出力はx軸とy軸の配列とタイトルです。 "plot"プログラムの出力は一連のグラフィックプロットです。

例1： IntegraVision_1.binのインポート

IntegraVision_1.binファイルは、パワー・アナライザのバイナリーファイルのサンプルで、複数の電圧／電流／パワーチャネルと 加算、d/dt、FFT、平方根の4つの演算が含まれています。

  1. IntegraVision_1.binとimportKeysightPA2200ABin.mをご使用のMATLABワークディレクトリにコピーします。
  2. 関数importKeysightPA2200ABin.m ('IntegraVision_1.bin')をMATLABから呼びます。

例2： IntegraVision_0.binのプロット

IntegraVision_0.binファイルは、プロット機能をデモするための別の有用な歪み波形が含まれた、パワー・アナライザのバイナリーファイルのサンプルです。

  1. IntegraVision_0.binとplotKeysightPA2200ABin.mをご使用のMATLABワークディレクトリにコピーします。
  2. 関数plotKeysightPA2200ABin.mをMATLABから呼びます。 ファイル名IntegraVision_0.binは.mファイル内でハードコードされているため、引数は不要です。