PathWave Design SoftwarePathWave System Design(SystemVue)の発表

PathWaveへの移行に最適な新しいPathWave System Design製品ファミリーは、キーサイトの従来のSystemVue ESLソフトウェアの後継製品です。詳細については、PathWave System Design(SystemVue)の構成ガイドを参照するか、PathWave Designソフトウェア代理店までお問い合わせください。

従来のSystemVue ESLソフトウェア

SystemVue ESL Design Software従来のSystemVue ESLソフトウェア製品については、以下の詳細情報をご覧ください。

SystemVueのバンドル
モデル番号1 バンドル名 概要
W1461BP SystemVue Comms Architect システムアーキテクト/アルゴリズム開発者/ハードウェアデザイナーが、通信システムの物理層(PHY)を作成/実装する際に、デザインにかける時間と検証にかける手間を大幅に削減します。
W1462BP SystemVue FPGA Architect 固定小数点のハードウェアトゥルーなシミュレーションモデルと、VHDL/Verilogハードウェア実装パスを、SystemVue環境に追加するものです。迅速にプロトタイプを作成でき、システムレベルでのハードウェア効果の検証により、物理層が動作するまでの時間を従来よりはるかに短縮できます。
W1464BP SystemVue RF Architect スペクトラムドメインのRFブロックシミュレータと周波数プラニングツールの追加により、他のシミュレータでは無視されるRF/アナログ効果を考慮します。RFシステムを高い信頼性で短時間にデザインしたりトラブルシューティングすることができます。
W1465BP SystemVue System Architect 優れたマルチドメインツールセットで、信号処理とRFハードウェアを1つのクリエイティブなESLワークフローに統合します。使いやすく、パーティショニングや検証を容易に実行できるので、複雑で高性能な通信物理層のハードウェアの構想から製品化までを、非常に短時間で実現できます。
W1467BP SystemVue Array Architect フェーズドアレイ/ビームフォーミングパーソナリティーをW1464に追加するもので、5G、レーダー、衛星通信のシステム開発者はアナログ/RF、デジタル、ハイブリッドビームフォーミングの性能をすべてのシステムデザインに統合することができます。
W1468BP SystemVue Spectrasys バンドル6 SystemVue環境にSpectrasysを追加します。
W1484BP SystemVue RF Impairmentモジュール データフローとRF_Linkを内蔵したSystemVueエンジンが付属します。SpectraSysまたはSystemVue GUIは含まれません。
W1806BP 5G NRアルゴリズム・デザイン・モジュール  既存の5G NRライブラリが付属します。フェーズドアレイは含まれません。

オプションのSystemVueライブラリおよびアプリケーションパーソナリティー

デザインキットおよびアプリケーションパーソナリティー
モデル番号1 名称 概要
W1711EP SystemVue Engine  スケーラブルなスタンドアロン・データフロー・シミュレータで、SystemVue環境に追加することにより、無線通信や航空宇宙/防衛分野のシステム設計/システム検証用のシミュレーション機能を拡張することができます。
W1712EP 分散コンピューティング8パック2 SystemVue分散コンピューティング8パックを使用すれば、分散コンピューティング環境で、複数パラメータによる掃引の高速化と管理が可能です。
W1713EP AMI SerDesモデルライブラリ
(W1714のサブセット)
W1713 SerDesモデルライブラリは、W1714 AMIモデリングキットからコード作成機能を除いたサブセットです。
W1714EP AMIモデルジェネレーター3 AMIモデリングキットでは、エレクトロニック・システム・レベル(ESL)でSerDes ICの信号処理ブロックを最適化できます。
W1715EP MIMOチャネルビルダー WINNERおよびWINNER-II MIMOチャネルフェージング効果をモデル化し、4Gシステムアーキテクチャーの現実的な物理層の調査を実現します。
W1716EP デジタル・プリディストーション・ビルダー デジタルプリディストーション(DPD)回路を作成してメモリ効果を低減し、ダイナミックレンジを拡大することにより、4Gコンポーネントの性能の向上を実現します。ガイド付きの測定ベースのインタフェースを使用します。
W1717EP ハードウェア・デザイン・キット4 フルシンセシスで階層的なRTLレベルのビットトゥルーでサイクルアキュレートなVerilogおよびVHDLを生成できます。
W1718EP C++コードジェネレーター SystemVueインタフェースからC++モデルを作成して、物理層のアルゴリズムを他のプラットフォームのデザイン/実装/検証ツールで利用できます。
W1719EP RFシステム・デザイン・キット RFシステムアーキテクトの革新的なシミュレータと使用モデルにより、より適切なデザインの作成、プロジェクトリスクの低減、時間およびプロトタイプ作成コストを低減できます。
W1720EP フェーズド・アレイ・ビームフォーミング・キット5 5G通信、レーダー/EW、衛星通信のフェーズドアレイ/ビームフォーミングサブシステム(RF、デジタル、ハイブリッドビームフォーミングのアーキテクチャーを含む)を評価するために不可欠なツールです。
W1724EP SystemVue用STKインタフェース レーダー/EWの拡張ビジュアリゼーションおよび環境モデリングを強化する、AGI STKソフトウェアとSystemVue間のインタフェースです。
W1725EP SystemVue用レイ・トレーシング・デザイン・キット SystemVueからコールできる独立したGUIソフトウェアと、SystemVueに組み込まれたレイ・トレーシング・エンジンが付属します。車載レーダーの複雑なシナリオ・モデリング・アプリケーションに最適です。
W1902EP デジタル・モデム・ライブラリ 衛星/軍事通信の設計、ベースバンドアルゴリズムの研究、コンポーネントの評価などで使用する40種類の変調をサポートする、R&D向けのシミュレーション・リファレンス・ライブラリです。
W1903EP 固定小数点ライブラリ 有限の精度がシステム性能全体に与える影響を、実装ターゲットを決定する前に表示します。
W1904EP アダプティブ・イコライゼーション・ライブラリ 全体で最適なシステム性能を実現するイコライゼーション選択/調整を行います。
W1905EP レーダー・モデル・ライブラリ 動作するレーダー・システム・シナリオを作成するための、40種類以上の高度にパラメータ化されたプリミティブブロックと26種類以上の上位レベルのリファレンスデザインを提供します。
W1908EP 車載レーダーライブラリ 車載レーダー・シナリオ・シミュレーション向けに、多数の高度にパラメータ化されたシミュレーションモデル/リファレンスデザインを提供します。

 

ベースバンドおよび解析リファレンスライブラリ
モデル番号1 名称 概要
W1906BEL 5Gベースバンド解析ライブラリ 5Gテクノロジー研究用の簡単に使用できる信号処理リファレンスIPを提供します。
W1906EP 5Gベースバンド検証ライブラリ 特に、高度なモデム技術とミリ波チャネルモデリングによるマルチアンテナ・システム・デザインの5Gテクノロジー研究用の簡単に使用できる信号処理リファレンスIPを提供します。
W1907BP フォワードベースバンド検証バンドル 5G性能のみが必要でソースコードは必要のない5Gに取り組む大学および研究者向けの製品です。
W1910EP LTEベースバンド検証ライブラリ システムアーキテクトやアルゴリズムデザイナーは、3GPP LTE仕様を含め、信号源、コーディング、レシーバーのコンパイル済み機能ブロックを使って、デザインをテストできます。
W1911EP WiMAXベースバンド検証ライブラリ システムアーキテクトやアルゴリズムデザイナーは、Mobile WiMAX™およびFixed WiMAX™仕様を含め、信号源、コーディング、レシーバーのコンパイル済み機能ブロックを使って、デザインをテストできます。
W1912BEL ベースバンド解析ライブラリ さまざまな無線アプリケーションの信号源およびレシーバーブロックのソース・コード・アルゴリズム・ライブラリと、シミュレーション速度が向上するコンパイル済みバージョンを提供します。
W1914EP DVB-x2ベースバンド検証ライブラリ SatComm送信信号源用のIPリファレンスを提供し、ベースバンド・レシーバー・アーキテクチャーやデジタルビデオ放送(DVB-x2)に準拠した信号のアルゴリズムの検証に使用できます。
W1915EP ミリ波WPANベースバンド検証ライブラリ 60 GHzで動作する802.11ad/802.15.3cパーソナル・エリア・ネットワークのTX/RXの設定可能なIPリファレンスを提供します。SystemVueを使用したシミュレーションとハードウェアベースの検証をサポートします。
W1916EP 3Gベースバンド検証ライブラリ 既存の商用無線規格への対応を可能にする、マルチフォーマット無線機メーカー向けのKeysight SystemVueシミュレーション・リファレンス・ライブラリです(オプション)。
W1917EP 無線LANベースバンド検証ライブラリ 既存の商用無線規格への対応を可能にする、マルチフォーマット無線機メーカー向けのKeysight SystemVueシミュレーション・リファレンス・ライブラリです(オプション)。
W1918EP LTE-Advancedベースバンド検証ライブラリ 既存の商用無線規格への対応を可能にする、マルチフォーマット無線機メーカー向けのKeysight SystemVueシミュレーション・リファレンス・ライブラリです(オプション)。
W1919EP GNSSベースバンド検証ライブラリ 既存の商用無線規格への対応を可能にする、グローバルナビゲーション衛星システム用のKeysight SystemVueシミュレーション・リファレンス・ライブラリです(オプション)。

注記:

  1. 上記のモデル番号は、永久ノードロックライセンス(シリアル番号の後半がBP/EP)の番号です。期間限定のタイムベースライセンス(シリアル番号の後半がBT/ET)およびフローティングライセンスもあります。構成および価格設定については、計測お客様窓口までお問い合わせください。
  2. W1712 分散コンピューティング8パックは「フローティングライセンスのみ」です。
  3. W1714 AMI モデルジェネレーターにはW1718 C++ コードジェネレーターが必要です。W1713 SerDesモデルライブラリは含まれています。
  4. W1717 ハードウェア・デザイン・キットには、W1903 固定小数点ライブラリが含まれるようになりました。
  5. W1905 レーダー・モデル・ライブラリ、W1906 5Gベースバンド検証ライブラリ、W1907 5Gフォワードベースバンド検証、W1908 車載レーダーライブラリ、W1467 Array Architectバンドルはいずれも、W1720 フェーズド・アレイ・ビームフォーミング・キットを含んでいます。また、W1720にはW1719 RFシステム・デザイン・キットは不要ですが、W1719の使用を強くお勧めします。
  6. W1468には、SystemVueのスケマティック環境が含まれていますが、データフローシミュレータは含まれていません。

詳細については、SystemVueの技術概要を参照してください。