製品の梱包は引取り日当日に専門スタッフが行います。事前に梱包をしていただく必要はありません。
お客様には、お引渡しいただく前に下記のような準備をお願いいたします。
 

重要な情報の記録

● アドレス、スイッチなどの設定を確認し記録する

弊社では、入荷時に、アドレス、背面のタイムベースの切り替えスイッチなど機器の動作に影響する設定を確認し、作業終了後に入荷時の状態に戻してお返ししています。しかし、梱包の際にスイッチに触れ設定が変わってしまったり、作業後に間違った設定でお返ししてしまう事故などもあり得ます。

修理・校正から戻った後、スムーズに元の使用環境でお使いいただけるよう、お客様も、これらの設定の記録を残しておくことをお勧めします。特に、システムに組み込まれている計測器の場合は重要となります。


● 内部のディスクドライブやメモリにストアされたデータ/機器の設定のバックアップを取る

修理内容によっては、内部のメモリにストアされた機器の設定や保存されたデータが、クリアされる場合があります。重要な設定はお手元に控えを残してください。また、重要なデータが内部にあるが、立ち上がらないなどの故障状況で、引取前にバックアップができない場合は、修理の依頼時にお客様からの特別指示として、内部(ハードディスク等場所を明確に)にストアされたデータを保存するよう依頼してください。 (但し、故障状況によってはご依頼に添えない場合がある事をご理解ください)

 

梱包のための準備

● 筐体の分離

二つ以上の筐体が組み合わされているものは、分離しておいてください。
特に、筐体同士が機械的に結合されておらず、信号ケーブルだけでつながっているような場合(ネットワークアナライザとテストセットなど)は、ケーブルを外しておいてください。 

● コネクタアダプタなどの取り外しと保管

計測器のコネクタに保護または変換の目的で、コネクタ・アダプタ (N-SMA, 7mm-3.5mm 変換など) を常時取り付けてお使いの場合は、お手数ですが、そのアダプタを外し、お手元に保管願います。輸送時にコネクタ・アダプタが飛び出していると破損などの事故になるケースがあります。必要な場合はお知らせしますが、そうでない場合は校正・修理ともにアダプタは必要としませんので、お手元で大事に保管してください。 
 

● 付属品について

付属品(電源ケーブル、マニュアル等)は、修理・校正作業に必要ありませんので、お手元で大事に保管してください。

機器の引取りにあたり技術資料、ご注文書、お預り書などの書類の同梱はお断りしています。
これらについては同梱に代えて電子メールによる添付別送をお願い致します。
送付先アドレスはservice_japan@keysight.com です。メールの件名に弊社受付番号をご記入ください。
 

● 製品の外観確認

製品の外観をご確認いただき、傷や気になる箇所がございましたら、引取りにうかがう弊社契約輸送業者にお知らせください。
 


引取日の当日には

  1. 予めご連絡させていただいた引取り日の 午前9時~午後5時の間に、製品を引取りに伺います。(12:00-13:00を除く)
  2. お引渡しの際は手数ですがお立会いをいただき、製品の外観および梱包状態の最終確認をお願い致します。ご確認いただけましたら、輸送前確認書へサインをお願いします。 
  3. お客様がご不在でお立会いいただけない場合は、どなたか代わりの方がわかるようにしていただけるようお願いいたします。
  4. ご依頼いただいたお客様と異なるお引取先の場合には、確実にお引取りができますよう、事前にお引取先に連絡をお願いいたします。
     

 ※お引取り・納品は特別な輸送の場合を除き、別途輸送費を請求することはありません。

委託輸送業者によっては使用する輸送伝票に”元払い”と表示されている場合があります。
運送業界では、元払いは依頼元が支払う事を意味しており、この場合キーサイトが依頼元となります。お客様に請求をすることはございません。