ハードウェアの特長
- 2 個の CAN、2 個の LIN インタフェース
- CAN 用の統合型トランシーバ機能
- 8 個のデジタル I/O
- スタンドアロン・データ・ロガー・モード
技術仕様:
- すべてのインタフェースに対して 1 μs の同期精度
- 100 Mbps のイーサネット・リンク
- 2 GB の内蔵メモリ
- 内部/外部トリガ
構成
- CAN Database Files (.dbc)、LIN Descriptor Files (.ldf)、Measurement Configuration Files (.mcf) などの既存のネットワーク・データベースのインポートが可能
- 自動通信パラメータ・テスト
- シングル・クリックによるノード/ネットワーク・エミュレーション
- コードレスのファンクション・チェーン検証
ソフトウェアの機能
- 強力な総合解析機能
- ネットワーク・タイミング・エラー (システム、ノード、ゲートウェイ) の効果的な識別
- 信号チェーンの許容範囲のテスト/検証
- カスタム・シミュレーション/テストの開発
車載ネットワーク用プロトコル・テスタ・シリーズ 500 (VPT501) は、さまざまなテスト手法、信頼性に優れた測定データにより、効果的なネットワーク・テストが可能です。
VPT501 は、一般的なデータベース・フォーマット (.dbc、.ldf、.mcf) をサポートすることにより、既存の通信システム・データベースを効率的に再利用できます。また、機能を拡張して、より詳細なタイミング・パラメータを含めることができます。データベースを定義することにより、コードを開発せずに、レスト・バスのエミュレーションやテストの設定が効率的に行えます。さらに優れた拡張性、柔軟性により、仕様に準拠しない通信パターンを自動的に特定し、データ・スループット・タイミング、ゲートウェイ遅延、データ同期、エラー・フレーム、欠落データなどの複雑な問題を解決できます。VPT501、は従来からのテスト手法では識別できなかったネットワーク関連の不具合を特定して解決できるツールです。
関連リンク:
Mentor Graphics社との戦略的なパートナーシップ