Highlights

SystemVue 2011.03 Service Pack 1 は、2011年7月にリリースされた、Keysightの最も優れたエレクトロニック・システム・レベル(ESL)デザイン/検証用デザイン環境です。SystemVueのこの新リリースを使えば、航空宇宙/防衛や商用無線アプリケーションでの次世代の物理層(PHY)通信システムを実現できます。

Description

SystemVue 2011SystemVue 2011.03 SP1(2011年7月)が提供する拡張機能

  • GPSナビゲーション用ゴールド・コード・モデルの機能拡張
  • ADCとDACの両方のモデルにより、高調波歪みレベルを直接指定可能
  • FlexOFDMソースのベースバンド部分のC++コード生成が可能( マッピング/ディマッピング・ブロック)
  • W1717:固定小数点FFTブロックでHDLコード生成が可能
  • W1714:クロストークのSerDesモデル・セット内でのサポート
  • 多くの製品メンテナンスおよび不具合の修正

SystemVue 2011.03(2011年4月)が提供する機能拡張

  • SystemVueのワイヤレス・ライブラリとしては、新しいHSUPA、WCDMA、CDMA2000、CDMA、802.11a(無線LAN)をサポートに加え、業界で初めてLTE-Advanced、802.11ac、ISDB-Tなどの次世代通信フォーマットをサポートしています。
  • 無料のカスタムOFDMパーソナリティを使用すれば、次世代通信および軍事通信のフォーマットを解析することができます。
  • 超広帯域およびデジタル・アレイ・レーダ用の新しいレーダ・ライブラリのサポート

上記の各ライブラリの詳細については、SystemVueベースバンドのExplorationライブラリとVerificationライブラリを参照してください。

  • 81180やM8190AなどのKeysightの数GHz任意波形シリーズへの新しい測定器リンク
  • Keysight GoldenGate RFICシミュレータおよび新しいFast Circuit Envelopeモデルへのインタフェース
  • SystemVue内のRFシステム・アーキテクチャ・ツールであるSpectrasys機能の向上、新しいアーキテクチャ・レベルのADCモデルにより、優れたアナログ・モデリングを実現
  • ハードウェア・インスタンスの効率的な作成により、固定小数点および複雑なエンベロープ・データタイプに対応して拡張されたデジタル・フィルタのサポート
  • モデル構成と呼ばれる新しいデザイン・フロー機能により、モデル・ベースのデザイン・フローを可能にする、容易なシングル・ポイント・オブ・コントロールを実現

ビデオのアップデート

今回リリースされたSystemVueには、改訂されたさまざまなチュートリアル・ビデオがインストールされています。この数分間のYouTubeビデオをいつでもご覧になり、SystemVue 2011.03の新機能をすべてご活用ください。

新しいアプリケーション・ノート

最新のアプリケーション・ノートでは、SystemVue 2011.03のさまざまな新機能が解説されています。下記に、新しいアプリケーション・ノートをリストします。

SystemVueの評価版をご希望の際は、弊社EDA担当営業までご相談ください。

SystemVueの他のバージョンの情報はこちら : SystemVue製品バージョン