Highlights

SystemVue 2012.06リリースでは、最新の通信/防衛などのアプリケーション分野の定期的な機能強化に加えて、通信物理層のデザイナ向けに、コア・プラットフォームの機能強化とベースバンド・デザイン・フローの統合が図られています。

  • 演算、C++、VHDL言語、アルゴリズム用の行単位のデバッガにより、クロスドメインのデバッグが可能になりました。RFモデル、EDAコ・シミュレーション、テスト/測定波形、無線規格ライブラリ(すべてアクティブ)を使用して、ベースバンド・モデルのクロスドメインのトラブルシューティングを行うことができます(W1717W1718を参照)
  • FPGAデザイン・フローでは、システム・レベルからAltera/Xilinxハードウェア・ファミリまでのあらゆる段階で直接コードを生成したり、検証したりできるようになりました。Aldec Riviera-PROシミュレータを合わせて使用することで、HDLシミュレーションの柔軟性が高まります。(W1717を参照)
  • デジタル・プリディストーション(DPD)がさらに使いやすく、柔軟性が高くなりました。Keysightの測定器と一緒に使用できる優れた汎用モデリング・プラットフォームです。(W1716を参照)
  • ベースバンド検証ライブラリはすべて更新され、LTE-A、無線LAN、3Gフォーマット、レーダ、WiMAXなどの最新の無線規格が追加されています。(以下を参照)
  • IBIS AMIモデリングに、リドライバや光学SerDesシグナル・インテグリティ・モデルのサポートが追加されました(W1713を参照)
  • Keysight Command Expert 1.1および最新のKeysight測定器(N5182B MXG信号源など)のサポートにより、測定器とのリンクの柔軟性が向上しています。

Description

SystemVue 2012.06SystemVue 2012.06リリースでは、最新の通信/防衛などのアプリケーション分野の定期的な機能強化に加えて、通信物理層のデザイナ向けに、コア・プラットフォームの機能強化とベースバンド・デザイン・フローの統合が図られています。

SystemVueコア・プラットフォームの機能強化W1461を参照)

  • ベースバンド・モデリングの複数のトピックスについて詳細に説明している、新しいデザイン・フロー・チュートリアル
  • 最適化/モンテカルロ/歩留まり解析
  • 新しい.mネイティブ演算言語/数式デバッガ
  • Microsoft Visual C++ 2010 Expressとの統合およびデバッグ
  • Microsoft Excel、Visual Basic、C#、MATLAB、LabVIEWなどの外部ソフトウェアによる、プラットフォーム全体で動作するスクリプトの作成と制御

新しいコ・シミュレーション・インタフェースと検証インタフェース

  • Aldec Riviera-PROとのVHDL/Verilogコ・シミュレーション
  • SystemCコ・シミュレーション
  • ADSコ・シミュレーションにより、スクリプトの作成/掃引が可能に(DPD)

新たにサポートした規格の概要

  • ギガビットSerDes用の光学モデル(W1713を参照)
  • 802.11acに加えて、802.11a/b/g/n(W1917を参照)
  • 3Gアプリケーション用のデュアル・キャリアHSPA+(W1916を参照)
  • LTE-Advanced用のマルチメディア・ブロードキャストと制御チャネル・デコード(W1918を参照)
  • 合成開口レーダ(SAR)とステップ周波数レーダ(SFR)(W1905を参照)
  • WiMAX用のMIMOコーディング/デコーディングとチャネル(W1911を参照)

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