ハイライト

今日の高速デジタル設計では、ジッタの原因を把握することが必要です。 位相ノイズは信号発生デバイスの最も重要な特性値の1つで、航空宇宙や防衛通信などのミッションクリティカルなアプリケーションにおいて、制限要因となることがあります。

このソフトウェアは、キーサイトInfiniium 9000、S-シリーズ、EXR-シリーズ、MXR-シリーズオシロスコープでジッタ、垂直、位相ノイズの解析を行う際に役立ちます。

ジッタとリアルタイム信号の時間相関により、ジッタ成分の発生源を容易に追跡することができます。 また、コンプライアンスビューと測定セットアップウィザードにより、RJ/DJの分離が自動で行え、業界規格テストに対応できます。

このソフトウェアにより、エンベディッドクロック周波数やデータの繰り返しパターンをオシロスコープの入力部で自動検出し、パターンの遷移毎に全ジッタ(TJ)PDFに寄与するデータ依存ジッタ(DDJ)のレベルが計算されます。 また、スペクトラムとテールフィットの両方のジッタ分離アルゴリズムが搭載されています。 波形はそれぞれ異なるため、複数のジッタ分離ソリューションによって、個々の波形に対してより良い答えが得られます。 新しいテールフィットアルゴリズムを使用して、非周期有界非相関ジッタを適切に識別し、測定することができ、これは特に波形がクロストークの影響を受けている場合に有用です。

位相ノイズ解析機能は、クロックソースの位相ノイズを測定します。 測定結果をログ周波数プロットで表示し、振幅単位をdBc/Hzの単位でリスト表示します。(1 Hzの帯域幅で正規化された搬送波からどの程度離れているかをデシベルで)

ジッタ解析が提供できること

  • ジッタヒストグラム、トレンド、スペクトラムを作成するための自動セットアップウィザード
  • 複数のアルゴリズム、パターン長、BERレベルによるRJ/DJ分離のための自動セットアップウィザード
  • 複数のクロックリカバリ手法
  • 校正によりオシロスコープからRJを除去
  • 分離したRJ、PJ、DJ、DDJ、DCDおよびISIジッタのサブコンポーネントのコンポジットヒストグラムとグラフ
  • 分離したTI、DDI、PI、ISIノイズのサブコンポーネントのコンポジットヒストグラムとグラフ
  • スペクトラムおよびノイズBERバスタブ

位相雑音解析が提供できること

  • ログ周波数対dBc/Hzでのシングルサイドバンド(SSB)位相雑音のプロット
  • 2つのチャネルと相互相関を利用した広帯域測定ノイズの低減
  • 広帯域測定ノイズを低減した差動クロック
  • スペクトラム拡散変調されたクロック
  • 相互相関のあるタイムインターバル誤差(TIE)測定における広帯域ノイズ(RJ)低減
  • 位相雑音プロットについて2つの周波数間の内蔵ジッタの測定
  • InfiniiMaxプローブによる回路

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D9010JITAジッタおよび垂直ノイズ解析ソフトウェアは、キーサイトInfiniium 9000、S-シリーズ、EXR-シリーズ、MXR-シリーズのオシロスコープにプリインストールされており、ファイルのダウンロードやインストールは必要ありません。

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