Keysight 8782Bベクトル信号発生器は、デジタル・マイクロ波/RFレシーバのテスト用に設計されています。1 MHz~250 MHzのシンセサイズド信号発生器で、広範囲のデジタル変調と、ベクトル(アナログI/Q)/パルス/スカラ(AM)変調を備えています。ベクトル(I/Q)変調器が内蔵されています。アナログI(同相)/Q(直交位相)入力により任意位相/振幅の変調を実現でき、デジタル・コード化情報をシリアルまたはパラレルでデジタル入力に供給できます。Keysight 8782Bには疑似ランダム・ビット・シーケンス(PRBS)ジェネレータが内蔵されているので、BPSKから256QAMまでのデジタル変調を外部デジタル・データ・ソースを使わずに実現できます。また、Keysight 11846B π/4 DQPSK I-Qジェネレータを使ってアナログI/Q入力をドライブすることにより、北米デュアル・モード・デジタル・セルラ無線レシーバのテストも実行できます。50 MHzアナログI/Q入力(代表値DC~100 MHz)は、ベクトル変調器を直接ドライブすることにより、ジェネレータ出力の振幅と位相を制御します。これにより、最大100 MHzの帯域幅の任意振幅/位相変調を発生できます。
- 1~250 MHzのIFテスト
- BPSK、QPSK、8PSK、16QAM、64QAM、256QAM、9PRS、25PRS、49PRS、
81PRSデジタル変調、パルス、ベクトル、スカラ
- 最大100 MHz(代表値200 MHz)の帯域幅の任意ベクトル変調
- 直交エラーやフェーズ・ロック・エラーなどの障害のシミュレーション
- IF信号の復調用の非変調コヒーレント・キャリア
- 内蔵疑似ランダム・ビット・シーケンス(PRBS)ジェネレータ
- 750~1250 MHz RFバンドへのアップコンバージョンのためのオプションの1 GHz LO出力