Highlights

光ビーム・スプリッタは、レーザ・ベースの多くの測定/ポジショニング・システムで重要な役割をします。代表的なビーム・スプリッタの動作は概念的には単純ですが、性能特性がシステム全体の確度と信頼性に大きな影響を与えます。このため、ビーム・スプリッタの性能を特長付ける変数の理解が、コンポーネントの比較での重要なステップとなります。ビーム・スプリッタには基本的に、次の2つのタイプがあります:

  • 無極性ビーム・スプリッタ(NPBS):このタイプのスプリッタはビームを2分割するのに使用されます。各出力ビームは入力ビームを分割したもので極性は関係しません。無極性ビーム・スプリッタは、光学機器のさまざまなアプリケーションで、分割されたレーザ・ビームを他の光学系サブ・アセンブリに提供するために使用されています。仕様の%は、メインの経路のパワーに対する分割(反射)されたビームのパワーの%です。分割経路は通常、メインの経路に対して90度ずれます。
  • 極性ビーム・スプリッタ(PBS):このタイプのスプリッタは、SおよびP極性成分にビームを分離するのに使用されます。極性ビーム・スプリッタは光学機器、レーザ干渉計、生物化学アプリケーションなどのさまざまなアプリケーションで使用されています。極性ビーム・スプリッタは通常、キューブ形状をしていますが、カスタム形状のものも利用できます。

ビーム・スプリッタの性能は、使用されているガラスの品質、光学系の表面およびコーティングに依存します。技術記事のPerformance Considerations in Precision Beam Splittersを参照してください。

最適なビーム・スプリッタを選択するには、形状、ガラスの均質性、コーティング、伝送距離、損傷しきい値に対する考慮が必要です。

   
Keysight Beamsplitter custom Keysight Custom beamsplitter

ビーム・スプリッタの詳細は、下のリンクをクリックしてください。

ご要望、ご質問はございませんか。