D9050PCIC PCI Express 5.0 トランスミッター電気性能検証／コンプライアンスソフトウェア

• 32、16、8、5、および2.5 GT/sでのPCIe 5.0ベース仕様でのトランスミッタテストをサポート
• 32/16/8/5/2.5 GT/sでのエンドポイント（アドインカード）およびルートポート（マザーボード）デバイスPCIe® 5.0 CEM 5.0 TX測定
• Keysight 81150A/81160A パルス／ファンクション／任意波形／ノイズ発生器を使ってCEM 5.0テスト用TXテストパターンを自動選択するDUTオートメーション
• 非相関ジッタ、プリセットテスティング、非相関PWJなど
• 構成可能な合否マージンのレポート
• HTMLサマリーレポート

★自動化

• テスト・セットアップ・ウィザードにより、テストの選択、設定、接続、実行、結果レポートの手順をガイド
• ワークショップ・コンプライアンス・モードによりSigtestを使用したPCISIG CEMコンプライアンステストおよびレポート作成を自動化
• 測定コネクションセットアップを表示し、オシロスコープセットアップが各テスト用に自動的に設定
• テスト結果には、テスト構成、実行された測定、合否ステータス、マージン解析、波形がレポートされ、スイッチングソリューションが自動マルチレーンテスト向けに利用可能

対応規格

• PCI Express® BASE 5.0およびCEM 5.0 トランスミッターテスト
• PCI Express® 5.0 リファレンス・クロック・テスト
• InfiniiSim波形変換ツールセットによる、テストフィクスチャとテストケーブルのディエンベディングのサポート

要件

• PCI-SIG®にコンプライアンス・テスト・フィクスチャとアクセサリ
• D9020JITA ジッタ/垂直/位相雑音解析ソフトウェア
• D9010DMBA InfiniiSim Basic (D9020ASIA InfiniiSim Advanced)

拡張性

• ユーザー定義アプリケーションツールを使用して以下を行えます：
• カスタムテスト、設定可能な変数、接続手順の作成／統合
• MATLABスクリプトやデバイスコントローラなどの外部アプリケーションの呼び出しを実行シーケンスに挿入可能
• テストスイートで使用される追加の外部測定器の設定 

PCI Express電気性能検証／コンプライアンスソフトウェアは、PCI Expressのデザインを迅速かつ容易に検証／デバッグするためのソフトウェアです。 PCI Express電気テストソフトウェアは、エンドポイント、ルートコンプレックス、新規ASIC（チップレベル）のPCI Express電気テストを自動的に実行し、その結果を柔軟なレポートフォーマットで表示することができます。 レポートには、測定結果の他に、どの程度のマージンでデバイスが各テストに合格／不合格になったかを示すマージン解析も含まれています。

PCI Express電気テストソフトウェアは、トランスミッターが最大データレート32 GT/sでPCI Express 5.0 BASEおよびPCIe 5.0 CEM仕様に準拠していることを確認するためのテストを含み、非相関ジッタ測定などのテストや、最新のPCIe 5.0 リファレンス・クロック・テストが提供されます。

PCI Express電気テストソフトウェアは、サポートされるすべてのデータレートに対してQドメインアプローチ（PCI Express 5.0 BASE仕様）を利用しています。これにより、PCI Express TX の測定は、32 G PCIe 5.0測定用の Sigtest Phoenix を含むPCI-SIGのスタンドアロンSigTestソフトウェアを使用して行った測定との一貫性を保証します。

このソフトウェアは、PCI Express 5.0用に、以下のサポートされているデータレートのBASEスペック固有のパラメータを計算するためのアルゴリズムを搭載しています。

• TXユニットインターバル
• フルスイングTX電圧（TxEQなし）
• フルスイングでのEIEOS中の最小スイング
• TX非相関全ジッタ
• TX非相関デターミニスティックジッタ
• TX非相関パルス幅ジッタ
• TXデターミニスティックDjDD非相関パルス幅ジッタ
• TX擬似パッケージ損失
• TXEQプリセット用のディエンファシスおよびプリシュート測定
• TX DCコモンモード電圧
• TX ACコモンモード電圧
• DCコモンモード電圧のTX絶対値差

PCI Express電気性能検証／コンプライアンスソフトウェアはD9020JITA ジッタ/垂直/位相雑音解析ソフトウェアおよびD9010DMBA InfiniiSim Basic（もしくはD9020ASIA InfiniiSim advanced）が必要です。 さらに、適切な帯域幅の位相整合されたテストケーブルが少なくとも2本必要です。 D9050PCICソフトウェアで行う測定には、DUT用のカスタム・テスト・ボード、アセンブリ、またはその他のテストフィクスチャを構築または取得する必要があるものがあります。CEMテストでは、PCI-SIGが提供し指定する、テストするデータレートに整合する適切なフィクスチャが必要です。

カスタムフィクスチャは、通常、新しいシリコンやカスタムASICをテストする際に必要となります。CEMフォームファクタ以外のフォームファクタをテストする場合は、アダプタが必要な場合があります。