- Spectrasys – スペクトラムドメインのRFシステム・アーキテクチャー・シミュレータです。回路ツール、タイムドメインシミュレータ用の演算ベースのブロックセット、ベンダー「計算機」アプリケーション、スプレッドシートを超える、強力なシミュレーションおよび対話型グラフィカル・ユーザー・モデルを提供します。数十種類のプログラミング済み測定から選択して、グラフを見ながら操作できます。
- ADS Xパラメータ* のサポート – 回路レベルの非線形Xパラメータをシステムレベルで使用し、ADSデザインまたはベンダーからの測定済みデバイスを高速かつボトムアップで検証できます。複雑なインピーダンス負荷、高調波、バイアス、パワー、周波数の依存性を明らかにします。新しいVolterraモデリングでは、シングルトーンのXパラメータデータをより正確なものにして、マルチトーンの大信号シミュレーションを得ることができます。
- WhatIF – マルチバンド無線フロントエンドのRF周波数プラニングユーティリティー。

SystemVue Spectrasysバンドルを使用すれば、最適なRFシステムアーキテクチャーを効率的にデザインできます。対話型のシステム周波数プラニング(WhatIF)機能は、RFシステムにおける冗長な周波数ミキシングの計算を数時間から数分に短縮します。さらに、Spectrasysシステムシミュレータの革新的な原因解析機能は、アーキテクチャー、周波数、コンポーネントパーティショニングに関する重要な決定を行う前に、問題のあるスプリアス信号の発生源を特定して、下流部門におけるコストのかかるハードウェアインテグレーションの遅延を防ぎます。
SystemVue Spectrasys バンドルが必要な理由
- SystemVue Spectrasysバンドルは専用のデザイン/診断ツールで、RFシステムアーキテクトは、システムコンポーネント仕様の最適な周波数プラニング/パーティショニングで高性能のRFシステムを実現できます。
- Spectraysシステムシミュレータ独自の原因解析機能は、スプレッドシートやDSP/演算ツールでは無視されるスプリアス周波数ミキシングやインピーダンス不整合などのRFアナログ障害の原因を診断します。
- システムシミュレータとリニア回路シミュレータの統合により、システムアーキテクトや回路デザイナーは、アーキテクチャー、周波数、コンポーネント仕様に関する重要な決定を行う前に、デザイントレードオフを対話形式で実行して、下流部門におけるコストのかかるハードウェアインテグレーションの遅延を防ぐことができます。
- 100種類を超える定義済みのシステム測定と適切なパワー/電圧ベースのビヘイビアモデルを備えているので、自作のコードの代わりに専用のRFシステム・デザイン・グラフィカル・ツールを使用できます。これは特に、有利な航空宇宙防衛契約を勝ち取るために、正確で現実的なRFシステム性能のシミュレーションによる非常に専門的な提案を作成するのに有効です。
SystemVue Spectrasys バンドルで設計できるもの
Spectrasys : RFアーキテクト向けのブロックレベルのRFシミュレータ
RFシステム・デザイン・キットでは、RFシステムの性能をワンクリックでグラフィック診断できるだけでなく、アナログ効果も明らかになるので、時間を節約できます。その鍵となるのが、Spectrasysシミュレータです。
Spectrasysは、アナログ効果を完全に見落としてしまったり、問題の切り分け/診断を非常に難しくしている、スプレッドシート、演算/DSPエンジン、回路シミュレータ、およびそれらの制限されたモデルセットの重大な限界を克服しています。Spectrasysを使用すれば、RFシステムデザインの早い段階で、アーキテクチャーの選択の誤りを特定/訂正した後、周波数プラン、ボード領域、レイアウト、部品表、性能を決定することができます。
100種類を超える定義済みのシステム測定、数十種類ものパワー/電圧ベースのビヘイビアモデルが用意されているので、自作のコードの作成に時間を掛ける必要はなく、RFシステムの設計用にデザインされた専用のグラフィックツールを使用できます。高品質のデザインをすばやく作成して、プロトタイプの作成サイクル、コストのかかるトラブルシューティング、プロジェクトのリスクを低減できます。

図1. Spectrasysは、複雑な不整合、双方向伝搬、非線形性、周波数応答、リーケージ成分、DCからミリ波までの連続スペクトラムを明らかにし、個々の信号および雑音寄与をトラッキングします。これらを対話形式で数秒以内に、グラフから直接調べることができます。
WhatIF :RF周波数プランナー
W1468は、「WhatIF」周波数プラニングツールも提供します。WhatIFを使用すれば、無線システムアーキテクトは、マルチバンドRFレシーバー用のフィルタリングやデザインのマージンを最小にしてシステム性能を最大にする中間周波数(IF)を簡単に選択できます。対話型のグラフィカル手法を使用し、数週間かかっていた周波数プラニングでの解析を数時間に短縮できます。同調帯域幅、スプリアス、相互変調周波数を考慮できます。

図2. WhatIF周波数プラニングツールを使用すれば、スプリアスのない最高の性能を得ることができ、しかもシステムが複雑にならず、最適なIF周波数を迅速に確認できます。
Genesys Spectrasys との比較
W1468の基本SpectrasysシミュレータおよびWhatIFユーティリティーは、Keysight Genesys環境のオプションとしても販売しています。アナログ/RF回路を主にデザインしたり、CWトーンを使用して性能を近づけることができたり、信号処理部分の比率が小さい場合は、GenesysバージョンのSpectrasysおよびWhatIFの方が適していることがあります。Genesysの構成については、Genesysの製品構造とオプションのまとめを参照してください。
通信/防衛システムにRF処理部と信号処理部の両方が含まれ、EVM/BER/スペクトラムリグロース/フェーズド・アレイ・ビームフォーミングなどの変調解析が必要な場合や、テスト機器、無線規格のリファレンス、対話形式のベースバンドモデリングとの接続が必要な場合には、SystemVue Spectrasysバンドルを、タイムドメイン・データフロー・エンジンを含むSystemVueフル構成にアップグレードできます。
構成
[オプション&アクセサリ]タブをクリックして以下の製品の詳細をご確認ください。
SystemVue System Array Architectの内容
- SystemVueコアスケマティック環境
- W1719 RFシステム・デザイン・キット(Spectrasys、WhatIFを含む)
- タイムドメイン・データフロー・シミュレータは含まれません(W1461で追加できます)
SystemVueのすべての構成を見るには下のリンク先を参照してください。