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主要仕様だけにこだわらない高速デジタイザの選択
アプリケーションに最適なデジタイザを選択することは大変です。少なくとも、測定対象、測定方法、必要な確度を徹底的に評価する必要があります。そして、これらの要素に基づいて、個々の低価格/ミッドレンジ/高速デジタイザの多くの使用可能なデータ捕捉方式や仕様を比較する必要があります。
デジタイザのメーカは通常、各デバイスの帯域幅、分解能、サンプリング・レートなどの「主要仕様」を示しています。これらの仕様は測定器の品質を示すものとして提供されていますが、多くのアプリケーションの最終的な測定の忠実度にはほとんど影響はありません。
5つの主要仕様の考慮
「どのデジタイザを使用すべきか?」という質問に対する単純な答えはありません。各アプリケーションと測定器をその都度検討する必要があります。主要機能の簡単なリストが用意されているので、アプリケーションに最適な低価格/ミッドレンジ/高速デジタイザを簡単に特定できます。
- SINAD比:信号対雑音+歪み(SINAD)比は、デジタイザの有効ビット数(ENOB)の計算に必要です。
- ENOB:ENOB値は、「16ビット」といった簡単な分解能仕様では表せない振幅測定の確度に関する情報を提供します。
- リニアリティ:ビット分解能で表される離散測定レベルが必ずしも等間隔でないために、振幅測定に誤差が生じるという事実に対応しています。
- サンプリング誤差:クロック確度やサンプリング・ジッタなどの要素は、単純なサンプリング・レートよりも周波数測定確度の指標として優れています。この仕様は高速デジタイザに特に重要です。
- SFDR:スプリアスのないダイナミック・レンジは、測定の有効ダイナミック・レンジに影響を与えます。