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PathWave Advanced Design System(ADS) 2020製品リリース
Highlights
PathWave Advanced Design System(ADS) 2020は、以下のために使用できる新しい機能を提供します。
- RF/マイクロ波デザイン
- シグナルインテグリティー/パワーインテグリティーのデザイン
- パワー・エレクトロニクス・デザイン
PathWave Advanced Design System(ADS) 2020はまもなく発売されます。
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Description
PathWave Advanced Design System (ADS) 2020は大きく前進し、新しい機能とテクノロジーが追加されただけでなく従来の機能も強化されています。これにより、デザインの生産性と効率が向上します。
図1. PathWave Advanced Design System (ADS) 2020.
RF/マイクロ波デザイン
何がRF/マイクロ波デザインの変化のニーズを推進しているのでしょうか?
- デザインの複雑さ:20以上のIC、さらに複雑なインターコネクト/パッケージ化により、マルチチップRF ICモジュールのデザイン性能に関する電磁効果や熱効果を高い生産性でデザイン/解析するニーズが非常に高まっています。
- 5Gデザインの課題:より高周波(6GHzおよび28GHz以上)の広帯域変調、膨大な量のデータ(シミュレーション/測定)を解析する必要があります。
RFPro/電磁界シミュレーション
- RFPro:回路/モジュールデザイナー向けの業界初の電磁界プラットフォーム
- 最新3次元ユーザーインタフェース
- 自動設定
- 元のレイアウトの変更が不要
- Momentum/FEMソルバーの強化
- RFPro Net抽出
- ADSでのRFProマルチテクノロジーのサポート
回路/電気-熱シミュレーション
- トランジェント/CE性能
- 不整合階層の使用が可能
無線検証
- 5G New Radio検証テストベンチ
ADSプラットフォーム/データビジュアリゼーション
ADS 2019では、複数のワークスペース管理機能が導入されました。ADS 2020では、これがさらに強化され、ユーザーがワークスペース内部のオブジェクト間の独立性を明確に理解できるだけでなく、デザインをオープンして依存性のある特定位置を強調できる説明機能が追加されました。さらに、スケマティック、データセット、データディスプレイの間をトレース接続できる機能も追加しました。
データディスプレイでは、以下の改善を行いました。
- 容量:大きなデータセットの高速な読み込み、プロット上の高速なズーミングとパンニングを可能にするメモリマッピング
- ユーザビリティー:数式マネージャーにより、1つのスプレッドシートフォームですべてのDDS式の表示/選択/修正が可能。検索/置換/コピー/ペースト機能により、容易にデータ・ディスプレイ・テンプレートの作成と修正が可能。さらに、ネットリスト(テキスト)のエクスポートオプションにより、DDS式を容易にスケマティックベースの測定式に変換して、直接、データセットに保存可能。
- 問題の検出:右クリックしてFind Equationメニューを使用して、現在の式が参照している別の式を特定できるため、問題の容易な特定と修正が可能。
物理デザイン
ADS 2019アップデート1.0では、パッケージレベルのレイアウト機能ブロックであるPadstackを導入しました。これらを使用して、スタックおよび制約が可能なPCBビアを作成できます。これにはカスタムのキープアウト/クリアランス領域を含めることができます。ADS 2020では、PCBビアが基準データベースに追加されたため、ワークスペース管理ツールにより相互依存性も特定できます。さらに、スマート・マウント・マルチテクノロジー・コンポーネント上のPadstack用の機能も追加され、それらのプロパティーを上位テクノロジーに転送できるようになりました。例えば、Padstackを含むICがPCBに搭載されている場合、PCBのグランドプレーンは、ICレベルパッドのクリアランスを順守します。
パッケージ・デザイン・インフラに拘束条件マネージャーが追加されました。GUIとライブラリ用の1つのファイルを含みます。ライブラリは、プレーンおよびアボイダンスルーティングなどの対話型機能に使用されるすべてのデザイン制約を定義するものです。従来、これらは複数の場所に保存されていましたが、1つの場所に保存されるようになります。制約は定義しやすく高度です。例えば、グランドプレーンがパワー回路とグランド回路向けに異なるクリアランスを持つように指定できます。
検証
- PDK検証ツール:PDKの品質、効率の向上。DRC/LVSのサポート
シグナルインテグリティー/パワーインテグリティーのデザイン
メモリデザイナー
メモリデザイナーは、メモリのデザイン/テスト向けに、予測可能で生産性の高い詳細なワークフローを提供します。
- レイアウトデザインで検出された信号IDを使用した自動配線接続
- シグナルインテグリティーを評価するDDRバスシミュレータにより、マスクテストのマージンを把握してきわめて低いBERを実現
- 新しいメモリプローブにより、グループ単位で測定をセットアップし、信号基準をインテリジェントに選択
- 業界で定評のあるキーサイトのDDR4測定技術を使用した自動DDR4コンプライアンス・テスト・スイートおよびレポート作成
チャネルシミュレーション
ADSチャネルシミュレーションが、FlexDCAアプリケーションに接続し、チャネル動作マージン(COM)およびMIPI C-PHYなどをサポートするようになりました。
- MIPI物理層(D-PHY、M-PHY、C-PHY、A-PHY)向けの標準シミュレーションツール。MIPI物理層が、さまざまな移動機および車載用機器のアプリケーションをサポート
- チャネル動作マージン(COM)のサポートにより、デザイナーは、損失、反射ISI、クロストーク、デバイス規格の間の物理デザインバジェット(選択)を調査可能
- キーサイトのサンプリング・オシロスコープ・ソフトウェアFlexDCAに接続して、電気/光リンク向けに内蔵されたすべての包括的なPAM4解析を解除
PIPro
PIProが提供するさまざまなディスクリートスイッチングVRMモデルにより、DC電流密度を正確に捕捉できます。
- DC IRの低下を正確に予測するためのセンスラインとディスクリートVRMモデル(降圧、昇圧、反転)をサポート
- 高度なアルゴリズムにより、シミュレーションを高速化し、実行に必要なメモリを削減
- 柔軟性の向上により、PIPro電磁界シミュレーションでユーザー定義回路をインポート可能
SIPro
- 直観的なDDR電磁界抽出セットアップをサポートし、並列処理の追加によりシミュレーション時間を短縮
ビアデザイナー
- 新たに、DDRマルチドロップビア、スタックマイクロビア、スタッガードマイクロビアをサポート
パワー・エレクトロニクス・デザイン
新しいW2376EP/ET PEPro/Momentum/FEMエレメントでは、スイッチング電源のポストレイアウト解析がプリレイアウト解析と同様に容易にできるようになります。
使用するには
ADS 2019アップデート1.0をご利用ください。 無料試用のお申し込みはこちらです。
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