主な特長

N2752A InfiniiMode差動プローブは、新世代の低価格6 GHz差動アクティブプローブで、キーサイトのInfiniiVisionおよびInfiniiumオシロスコープのAutoProbeインタフェースで使用できます。 新しい動作モードを搭載し、接続を変更するためにプローブを再接続することなく、1つのプローブチップで差動モード、シングルエンドモード、コモンモードの信号を、容易に測定できます。 N2750AプローブのInfiniiModeは、以下の動作モードを提供します。

  • A – B (差動)
  • A – グランド(シングルエンドA)
  • B – グランド (シングルエンドB)
  • (A+B)/2 – グランド (コモンモード)

クイック・アクション・スコープ制御

プローブに内蔵された便利なクイック・アクション・スコープ制御機能により、プローブのヘッドライトをオン/オフしたり、Run/Stop、Auto Scale、Quick Print、Quick Saveなど、よく使うスコープ機能の制御を、プローブ上のボタンを押すだけで行うことができます。

測定の多様性

このプローブは、今日の汎用高速差動プロービングに必要な多くの機能や特性を備え、デジタルシステムのデザイン、コンポーネントのデザイン/特性評価、さまざまなシリアルバス測定に最適です。 N2750Aシリーズ差動プローブは、2:1および10:1の2種類のアッテネータの設定があり、幅広いアプリケーションに対応します。 2種類のアッテネータレンジは、入力信号の大きさによって自動設定されます。 この差動プローブには、200 kΩ(差動)または100 kΩ(各入力とグランド)の入力抵抗と、700 fFのきわめて小さい入力キャパシタンスがあり、回路負荷は最小限に抑えられます。 優れた信号忠実度を備え、ほとんどのデジタル設計およびデバッグのアプリケーションに有用なプローブです。 さらに、ダイナミックレンジ(10 Vpp、10:1)およびオフセットレンジ(±15 V)が広く、さまざまなアナログ信号測定アプリケーションでも使用することができます。

仕様:

  • 帯域幅:1.5 GHz
  • 減衰比:2:1 あるいは10:1 (切り替え可能)

範囲:

  • ダイナミックレンジ:± 5 Vあるいは10 Vpp (10:1比で)、± 1 Vあるいは2 Vpp (2:1比で)
  • DC オフセットレンジ: ± 15 V
  • 最大入力電圧:30 V DC + ピーク AC

入力インピーダンス:

  • 差動入力 R: 200 kΩ
  • シングルエンド入力 R:100 kΩ
  • コモンモード入力 R:50 kΩ
  • 入力C:700 fF (ブラウザ使用時)

コネクティビティ:

  • ハンダ付け、ソケット式、ブラウザー式チップを標準装備(各2個)
  • 交換部品:N2776A 差動ブラウザチップ(3個込み)、N2777A InfiniiMode ハンダ付けチップ(3個込み)、N2778A InfiniiMode ソケット付きチップ(3個込み)
  • USB/Ethernet アプリケーション・フィクスチャで使用するソケット付きチップ N4822A を注文してください(標準プローブキットには含まれません)

機能拡張

ご要望、ご質問はございませんか。