定義

レシーバの隣接チャネル除去は、隣接チャネルに高レベルの干渉信号が存在するときに、レシーバがどれだけ良好に送信信号を受信できるかという測定です。これは、干渉信号が特定のパワー・レベルのときの、フレーム・エラー・レート(FER)またはパケット・エラー・レート(PER)として測定されます。

規格

  • IEEE Std 802.11b-1999 16 September 1999 Paragraph 18.4.8.3 Receiver adjacent channel rejection
  • IEEE Std 802.11a-1999 16 September 1999 Paragraph 17.3.10.2 Adjacent channel rejection
  • ANSI/IEEE Std 802.11 First Edition 1999-00-00 Receiver adjacent channel rejection

測定のヒント

隣接チャネル除去は実際の環境下での性能を示すので、とても重要な測定です。交互チャネル除去も同様の測定です。

IEEE規格によると、テスト・セットアップでは、バンド内と隣接チャネルの信号に対して独立の信号源が必要です。この2つの信号源は位相と周波数が非コヒーレントである必要があります。

テスト信号のためにシグナル・コンバイナが必要です。また、ロッキング防止のため、各信号源にアイソレータを使用することを推奨します。

テスト・ツール

この測定にはE4438Cベクトル信号発生器2台、89600ベクトル・シグナル・アナライザ(VSA)、Advanced Design Systemが必要となります。

ADSソフトウェアを使用してコード化された無線LAN信号を生成し、E4438Cにダウンロードします。1台めのE4438Cには主チャネルの無線LAN信号を、2台めのE4438Cには干渉信号を発生させます。これらの信号を89601Aソフトウェアによって記録し、ADSソフトウェアに戻してPER/FER測定を行います。

ADSソフトウェアと89600解析ソフトウェアとのインタフェースは、デザインと解析のための強力なツールを構築します。

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