マルチメータ内部の誤差の除去に、オートゼロが使用されます。オートゼロをオンにすると、マルチメータは内部で測定ごとに入力信号を切断して、ゼロ測定を行います。そして、直前の測定値からゼロ測定の値を引きます。これにより、マルチメータの入力回路にあるオフセット電圧が測定確度に影響することを防ぎます。オートゼロは4端子測定では常にオンですが、2端子測定ではオフにすることが可能です。

オートゼロがオフの場合は、マルチメータは1度だけゼロ測定を行って、その値を後のすべての測定から引きます。新たなゼロ測定は、測定ファンクション、レンジ、積分時間を変更するごとに行われます。