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Keysight認定エキスパートの紹介
Keysight認定エキスパートは、この魅力的な業界で実際に働いている方で、エレクトロニック・デザイン・オートメーション(EDA)ツールをご活用いただいている方です。これらのメンバは、知識を広く公開し、業界の発展に寄与してくださっています。各メンバは、さまざまな講座、演習、実験、製品開発、出版物、教育/指導を通した専門知識を持っています。自分の会社を立ち上げた方もいれば、業界を変える論文を発表した方、自身の専門分野のワークショップを開催した方もいます。
Liam Devlin
Liam Devlin氏は、Plextek RF Integration社(Plextek RFI)のCEOです。同社は英国に本拠を置くデザインハウスで、RFIC、MMIC、マイクロ波/ミリ波モジュールの設計と開発を専門としています。 Devlin氏は70種類以上のカスタムICの設計と開発を主導してきました。これらのICは、GaAs、GaN、Siの各種プロセスに基づいたもので、最高90 GHzの周波数で動作します。 過去にはMarconi Caswell社のチーフデザイナとして、GaAs ICを設計していたこともあります。 出身はLeeds University(1988年卒)で、電気工学/電子工学の分野で一級優等学位を取得し、40編の技術論文を発表しています。
デザインに関する経験の豊富さ、技術研究への熱意、チームを率いる能力のすべての点で、Devlin氏はKeysight認定エキスパートとして申し分のない人物です。
Keysight認定エキスパート・メンバー・リレーション・マネージャーのKaelly Farnhamが、Devlin氏にインタビューを行いました。その内容は、氏がYouTubeで最近発表したビデオ・チュートリアル・シリーズと、将来に関して氏が興味を持っていることについてです。
Kaelly: ビデオチュートリアルを作成し始めたきっかけを教えてください。
Liam: これまで、お客様に技術的情報を伝える手段としては、主に技術記事や査読済み論文を利用してきました。 これは現在も続けています(https://www.plextekrfi.comからダウンロード可能)が、現在ではほぼあらゆる主題に関するオンラインビデオが公開されています。 そこで、お客様に情報を伝達するもう1つの手段として、ビデオを利用しようと考えたのです。 すでに8本のビデオが製作済みで、他にもいくつかが計画中です。 現在までに最も多く視聴されているのは、「Broadband (2-18GHz) GaN PA MMIC Design Using Keysight ADS(Keysight ADSによる広帯域(2~18 GHz)GaN PA MMICデザイン)」です。
Kaelly: 今後数年の間に、RF/マイクロ波デザインはどのように発展すると思われますか?
Liam: 予想される動きとしては、60 GHzのショート・レンジ・デバイスの普及、ポイントツーポイントリンク用のEバンド簡易免許帯域の利用の拡大、関連するコンポーネントや製品の開発のための革新的なアプローチなどが挙げられます。 公衆無線データ通信の需要は、際限なく膨らみ続けています。 以前は、3Gのこれだけのデータ容量を活かせる「キラーアプリ」はいったい何だろうなどと言われたこともありました。 今そんなことは誰も言いません。 空いている無線データ容量があれば、誰かが利用方法を考え出すのです。 そのために、より多くの帯域幅が取れる高い周波数の利用が拡大していくでしょう。
Kaelly: 今お使いになっているハイテク製品でいちばん役に立っているのは何ですか?
Liam: 実は、最新のハイテク製品にはあまり関心がないのです。 まだ携帯電話とノートパソコンで、スマートフォンやタブレットは使っていません。 テクノロジーの成果として一番ありがたいのは、インターネットショッピングでしょうか。時間の大幅な節約になりますから。
Kaelly: 近々実現してほしいと思っているハイテク製品はありますか?
Liam: 欲しくないものならいろいろあります。冷蔵庫がインターネットに接続されて、自動的に食品を注文してくれるなどということは、まったく望んでいません。 強いて言えば、本当にどこでも利用できて信頼性の高い無線LANは欲しいですね。
Kaelly: 現在Keysight認定エキスパートの称号をお持ちですが、何か他にも「これはエキスパートだ」というものがありますか?
Liam: 子供たちに言わせれば、「おもちゃ修理のエキスパートだ」ということになるでしょう。 「修理箱」というのがあって、そこに子供たちが壊れたおもちゃを入れておくんですよ。
Liam Devlin
Dr.-Ing. Franz Sischka
「私は、物事を、例を用いたり、ビジュアル化したり、関連付けて説明するのが好きです。 「物事をより良く理解する上で役立つモデルを作る」とも言えるでしょうか。 これはとても難しいことですが、うまくいったときは嬉しいものです。」
Franz氏は、自身の業界に関する知識を教え、共有したいという願望を込めて、Keysight認定エキスパートの精神を具現化しています。
彼は、非常に経験豊富で、自身の専門知識を活かし多くの人たちに影響を与えています。 ドイツのシュトゥットガルト大学で通信工学を学び、1979年に工学修士号、1984年に工学博士号を取得し、その後、ドイツ・ベーブリンゲンにあるヒューレット・パッカードに入社し、ベーブリンゲン計測器事業部の光ファイバー部門で5年間研究開発に取り組みました。
さらに、Keysight EEsofのIC-CAPデバイス・モデリング・ソフトウェアのアプリケーションエンジニアとして、欧州で23年間勤務しました。 その間に、ダイオード/バイポーラー/GaAsトランジスタやパッシブコンポーネント(スパイラルインダクターやバラクターなど)のモデリングストラテジーだけでなく、デバイスモデリングを行なう前に測定品質を検証するための方法も開発しています。
IC-CAPのユーザーミーティングを欧州で10回以上開催した他、Keysight IC-CAPソフトウェアのサンプルディレクトリーの大部分に貢献しています。 また、欧州でIC-CAP学習週間にワークショップを展開し、講義を行いました。キーサイトの書籍『IC-CAP Modeling Reference』の著者でもあります。
このようにさまざまなキャリアを経て、彼は定年後の生活を楽しんでいると思われることでしょう。 しかし、2013年に退職してから、エンジニアリング会社を創設し、電子デバイスの測定、測定データの品質/一貫性の検証、アクティブ/パッシブ電子デバイスのモデリング、新任のデバイス・モデリング・エンジニアを対象としたセミナー/トレーニング、モデリングチームを対象としたベストプラクティス・ワークショップに重点を置いて取り組んでいます。
また、つい最近では、バイポーラー接合型トランジスタのモデリング方法を紹介するビデオを作成し、YouTubeで人気を集めています。
彼は定年後の生活の中で、人々に物事をわかりやすく説明することに意欲的に取り組み続けているだけでなく、自転車に乗ったり、合唱団に入って歌ったり、旅行したりもしています。
Steve Sandler
Keysight認定エキスパートのSteven Sandler氏が今年のEDNおよびEE TimesのAnnual Creativity in Electronics(ACE)賞で表彰されました。おめでとうございます。 Steven氏が受賞したのは名誉あるJim Williams Contributor of the Year Awardです。
Steven氏はEDNの記事を多数書き、エンジニアリング教育に深く関わっています。Steven氏はWilliams氏の精神、つまり情熱と活力の精神を継承し、エンジニアリング教育を通して地域社会に還元しています。 複数の本を書き、会議ではボランティアとして活動し、セミナーでは知識を他の人達に提供しています。
最近、Steven氏はキーサイトと共同で、電圧レギュレーターモジュール(VRM)がプリント基板プレーンおよび電源分配回路(PDN)内のデカップリングキャパシタとどのように相互作用しているかについて説明したビデオを公開しました。
Steven氏は、「私自身が得たもの以上のものをエンジニアリング業界に返したいと思っています」と語っています。 今年のJim Williams Contributor of the Year Awardを彼が受賞した理由の詳細についてはこちらをご覧ください。 キーサイトはSteven氏に心からのお祝いを申し上げます。
Steven Sandler氏の「パワーインテグリティのデザイン方法: 電源供給でのノイズの問題の検出」をご覧ください。
Dr. Volker Mühlhaus
「EMソフトウェア、RFIC EMワークフロー、オンチップ・パッシブ・デバイスのEMモデリングを専門とする独立コンサルタントです。15歳の時にアマチュア無線家の試験勉強をしていた時に、学校でエレクトロニクスに対する興味が芽生えました。私は本当にエレクトロニクスについてもっと知りたかったのです。」
Volker Mühlhaus氏は、1994年にBochum大学でRF/マイクロ波の博士号を取得した後、自分の会社を立ち上げました。当初RFデザイン・ハウスとして始まった会社は、RF EDAワークフローの「ミッシング・リンク」を担当するソフトウェア会社へとすぐに転換しました。
「私たちは、従来の回路シミュレータ用の自動ネットリスト-レイアウト・トランスレータを開発しました。その当時は、私たちは皆、EEsof TouchstoneとSuper-Compactを使用していました。自分たちの設計作業を支援するための社内ソフトウェアとして発足したソフトウェア・ビジネスが瞬く間に成功を収めました。」
1990年代後半、EMがより実用的で一般的になると、彼の会社はSonnet Software社の地域のソフトウェア販売代理店となりました。この時も、ミッシング・リンクを担当し、特定のアプリケーション(LTCCモジュールのデザインやRFICインダクタのシミュレーションなど)のワークフローを完成させるソフトウェア・アドオンを開発しました。Sonnet社の販売代理店になってから14年後の2013年、新しいことに挑戦する時が来ました。Volker氏は、EDAの販売事業からコンサルティング事業へと転換し、立ち止まらず前進し続けました。
「Keysight ADS Momentumを用いることによって確実に自動化できるRFIC EMの項目は数多くあります。EDAワークフローの自動化のために、忙しい状況が長く続くものと思われます。」
今すぐオンラインでご確認ください(Dr. Muehlhaus Consulting & Software GmbH)。
Dr. Olivier Tesson
Dr. Olivier Tesson氏は、2000年にNantes大学で博士号を取得し、2001年にフランスのNXP Semiconductors社(旧Philips Semiconductors社)にCADエンジニアとして入社しました。2005年より現職のRF Small Signal事業部のデバイス・モデリング・エンジニアです。現在は、主席エンジニアで、RF/ミリ波アプリケーション用のパッシブ・デバイスのパッシブ・インテグレーション/モデリングを専門とし、出版物は20冊を超え、16個の特許を取得しています。無線LANアプリケーション向けのパッケージ・モデリングおよびデザインに携わっています。
パイオニアとして
彼は、Keysight ADS 2011をいち早く導入し、最近の論文の多くで、3次元電磁界効果を解析するための3次元電磁界シミュレーション・ソフトウェア、Keysight EMProを広く使用しています。独創的であることを好み、常に型にはまらずに新しいアイデアを試してみようとしています。最新の2つの特許を生み出した彼の最近のインスピレーションは、ノルマンディー地方カーン近郊の教会の構内に描かれている模様を見ていて生まれました。150名から成るボーイスカウト団の代表を務め、みんなと遊びを楽しみ、パイオニア的存在となっています。
仕事も遊びも一生懸命
Tesson博士は、NXP Semiconductor社で非常に素晴らしいキャリアを積み、論文執筆に追われる多忙な毎日を送っています。彼は、論文を書き、アイデアを共有することは、すべての科学者にとって重要であると信じています。チームプレイヤーとして、特に新たな技術的問題に対する答えを、協力して見出すことが好きです。思い切り挑戦することが大好きです!彼も彼の2人の息子たちも、現代型リアル宝探しのアウトドア・アドベンチャー・ゲーム、Geocashingに熱中しています。熱心なマウンテン・バイカーでもあり、マラソンにも参加しています。
Hermann Ruckerbauer
Hermann Ruckerbauer氏は、EKH(EyeKnowHow)社のオーナーで、高速測定/シミュレーションの分野で20年以上の経験があります。Regensburg応用科学大学でマイクロシステム技術の学士号を取得した後、Siemens/Infineon社で複数の世代のメモリのデザイン解析およびアプリケーション・テストを行っていました。また、JEDECで、QimondaのDDR4シグナリング規格の定義にも取り組みました。現在は、EKY(EyeKnowHow)社のオーナーを務め、メモリ規格に焦点を絞って、あらゆる種類の高速インタフェース(10Gイーサネット、PCIe、SATA、USBなど)の実装をサポートしています。2005年、Infineon社で、彼の50を超える特許のうちの1つ、DDRメモリ・デバイスの「温度依存性セルフ・リフレッシュ」で「優れた単一特許」を取得しました。
Hermann氏はKeysight ADSのパワー・ユーザです
「2000年以降、高速デジタル・シグナリングの分野でADSを使用して来ました。DDR2 OnDie終端やDDR3 FlyByコマンド/アドレス・バスの実装に取り組み、すべてのプリレイアウト/ポストレイアウト・シミュレーションにADSを使用していました。2009年には、活動範囲をコモディティ・メモリの開発からLowPower DRAM(LPDDR2など)、グラフィックDRAM(GDDR5など)、さらに高速シリアル・インタフェース(PCIeなど)へと広げました。EyeKnowHow社では、ADSを使ってプリレイアウト/ポストレイアウト・シミュレーションを行っています。また、シミュレーションと測定の相関には、Keysightのテスト機器(オシロスコープ、ロジック・アナライザ、VNAなど)を使用しています。」
Hermann氏は、妻と2人の娘と過ごす時間を楽しんでいます。子どもたちはすくすくと育っています。暇な時には、折り紙を楽しんでいます。リラックスして、穏やかな気持ちでいられるそうです。実現できそうにないことがあったとしても、忍耐強くいれば、最終的にはどんなモデルも実現します。これが、彼の折り紙や高速デジタルへの取り組みに対する信条です。
Han-Chee Yen
Han-Chee Yen氏は、平日はKeysight ADSのパワー・ユーザで、週末は熱心なサイクリストです。現在は、Advanced Semiconductor Engineering(ASE)Groupに、研究開発チームのRF SiPデザイン/電気解析/パッケージ・モデリングのデパートメント・マネージャ/スタッフ・エンジニアとして勤めています。.
専門は、LTCC/薄膜/ラミネートによるRFエンベディッド・パッシブ・デザイン、パッケージ/パッシブ・モデリング、RF SiPデザイン/統合です。業界は小型化/統合化へと向かう傾向があるため、最近は、NFC(13.56 MHz)、BT/無線LAN(2.4 GHz)、WiGig(57~66 GHzアレイ)用のRF SiPに、小型のパッケージ統合型アンテナを設計しています。彼と彼のチームは米国特許をいくつか出願中です。2012年には、ASE社の“The Best Inventor Award”も受賞しています。
2010年にASE社に入社する前は、RF SiPデザイン会社を共同で創設し(2006~2010年)、LTCCファンドリを使っているモジュール・メーカではRFエンジニアとして(2002~2006年)、UMC社ではエンジニアとして働いていました(2000~2001年)。Han-Chee Yen氏は、台湾の新竹市にある国立精華大学(NTHU)から、1998年に工学学士号、2000年に工学修士号を取得しています。
Brett Broughton氏には、メンバ・リレーション・マネージャのKaelly Farnham RetiredおよびKeysight EEsof EDAジェネラル・マネージャのTodd Cutler Retiredから、Keysight認定エキスパート第1号と刻まれたプレートが送られました。
Brett Broughton
先日、Keysight認定エキスパート・メンバのBrett Broughton氏と仲間のエンジニア2名(MACOM社)が、カリフォルニア州サンタローザにあるKeysight Technologiesを訪れました。彼らは、Keysight EEsofの世界中のアプリケーション・エンジニアにテクニカル・プレゼンテーションを行い、MACOM社におけるKeysightのソフトウェア・デザイン・ツール、ADS、EMProの使用方法を紹介しました。また、Keysight EEsofの研究開発チームにも、意見を述べました。双方の立場から連携でき、良い機会となりました。
私たちはこの機会を利用して、Brett Broughton氏にKeysight認定エキスパート第1号と刻まれたプレートを送りました。Brett氏は、Keysight EEsof EDAツールの長年にわたるマスター・レベルでの使用実績がある、優れたKeysight認定エキスパートです。また、MACOM社の業界最高レベルのPDK開発チームのリーダ/マネージャで、幅広いダイ/ラミネート・テクノロジーに対応するモデルを開発し、デザイン・フローをカスタマイズしています。また、ソフトウェアのフルサポートにより、エンジニアリング業界におけるこれらのツールの使用にあらゆる側面から対応しています。
世界的なMACOMデザイン・コミュニティにおいて、何十億ものマルチチップ・モジュール製品の開発/出荷に大きな影響を及ぼしていますが、Brett氏は、米国アイオワ州シーダーラピッズ近郊で、妻と4人の娘と時間を過ごすことに喜びを感じているマイホームパパに過ぎないと言うでしょう。ボートに乗り、釣りに親しみ、相当な大きさの魚が大量に獲れそうな水域の近くでより多くの時間を過ごすことを娘たちに納得させる方法を見つけようとしています。彼はまた、長年カブスのファンで、アイオワ豚のヒレ肉のサンドウィッチを時々食べています。
Norm Swanberg
Norm Swanberg氏は、ボストン圏にあるMicrowave Associates社に入社して間もない頃からずっと、RF/マイクロ波エンジニアとして働いています。ブラウン大学で物理学を学びましたが、エンジニアリングの現実的な世界に魅力を感じ、ノースイースタン大学で電気工学修士を取得しました。決して尻込みすることはありませんでした。輝かしい経歴を持つ彼は、基礎研究から製造、軍事用エレクトロニクスから民生用無線デザイン、カップラやフィルタなどの簡単なハードウェアから準光学ダウンコンバータ(200 GHz)まで、さまざまなRFの分野に携わってきました。係長、主任研究員、管理者、技術指導者を経て現在に至ります。現在は、自身が経営するコンサルタント会社Dome Resonators社に専念しています。自由な時間があれば、ジャズをこよなく愛し、毎週火曜日の夜にはサンディエゴのKSDS-FMでラジオ番組の案内役を務めています。
豊富な経験とデザイン・ツールに関する十分な知識を持ち合わせたSwanberg氏は、Keysight認定エキスパートの格好の例です。RF/マイクロ波業界における長年にわたる取り組みに関する彼の話をお読みください。
私は、ボストンにあるMicrowave Associates社(後にMA/Com社、最終的にTyco社となる)およびAlpha Industries社(Skyworks社の前身)で働き始めましたが、修士課程修了後、西海岸をあちこち見て回ることを決め、GaAs ICのデザインやミリ波回路の開発の最先端の分野で働きました。この期間に初めて、Les Besser氏のCompactおよびSuper CompactをはじめとするRFの技術的な問題に対処するために、初期のEDAツールを活用し始めました。これらの初期のプログラムは、大型メインフレームでリモート実行されましたが、アクセスや実行時間の問題により、正常に動作したのは通常は就業時間後でした。インタフェースは主にテキスト・ベースで、ネットリストを作成することによる回路の実現に依存していました。パーソナル・コンピュータが出現し、エンジニアリング業界で盛んに使用されるようになり、TouchstoneとEEsofがスレッドの次のトレンドであった時代が思い出されます。ドット・マトリクス・プリンタがシミュレーション・プロットを出力する音がまだ聞こえます。それから間もなく、ADSはこれらのツールを統合し始め、さらなるシミュレーション機能の向上へと移行しました。有難いことに、これまでに、GUIやインクジェット・プリンタ/レーザ・プリンタが加わっています。
私は早くから、Randy Rhea氏の発案による、低価格化された高度なRFエンジニアリング・ソフトウェアであるEagleware社のパッケージを採用しました。Randy氏自身が電話に出てフィールド・サポート・ラインへの質問に答えた時のことを思い出します。Randy氏は当時、シンセサイザ/PLLのRFの第一人者の1人と見なされており、ソフトウェア機能に重要な革新をもたらしました。さらに、彼が発表したフィルタ・シンセシス・プログラムは画期的で、今もなお最高のプログラムに含まれています。Eaglewareは今はGenesysとなり、そのプログラムは今でも周波数プラニング用のWhat IFやSpectrasysなどの革新的なソリューションを提供し、従来のスプレッドシートによるリンク・バジェットの計算手法をはるかに上回る、真のエンドツーエンドRF信号チェーン解析を実現しています。私は今でもGenesysを使用しています。Momentumを組み込むことにより、真の電磁界コ・シミュレーションを実行できるので、高周波デザインを早期に完成できます。最近、軍事用レシーバを設計しました。レシーバのハードウェアは現在評価テスト中ですが、Genesysツールを使用して独自に開発しました。RFは面白く、利益が得られます。また、成熟したルールが生まれます。
Norm Swanberg
Keysight認定エキスパートのリストについては、Keysight認定エキスパート:EDAソフトウェアをご覧ください。Keysight認定エキスパートになるための方法の詳細については、Keysight認定エキスパートFAQをご覧ください。