- WINNER-IIおよび相関チャネル/フェージング用の規格に準拠したMIMOシミュレーションモデル
- 最大8x8のMIMO構成、個々のTX/RXアンテナ素子のX-Y-Z位置と放射パターン
- 電磁界ベースの2次元遠方界データを内蔵し、物理層性能を早期に予測可能
- 1つのモデルセットで、MIMOの非理想性と4Gの伝搬特性に対応可能
- NEW: LTE/LTE-A基地局のビームフォーミングシンセシス
W1715 MIMOチャネルビルダは、現実的なアンテナパターンを考慮したマルチチャネルのフェージング・シミュレーション・ブロックを提供するもので、LTEシステム、レシーバアルゴリズム、ベースバンドハードウェアの開発に利用できます。 これは、地形ベースのWINNER-II MIMOチャネルモデルと、相関ベースのMIMOチャネルモデルから構成され、規格に準拠した4GフェージングプロファイルをKeysight SystemVueプラットフォームに追加します。 W1910 LTEおよびW1918 LTE-Advancedベースバンド検証ライブラリをはじめ、89601 VSAやN5106A PXB信号源などの、他のKeysight測定製品と組み合わせて使用できます。 W1715 MIMOチャネルビルダは、最大8x8のMIMOリンクに対応する、リアルタイム・ハードウェア・フェーダの代わりに使用できる安価で予測可能な手段を提供します。
W1715 MIMOチャネルビルダの利点
- LTEレシーバのアルゴリズムの開発、検証、デバッグ
- 高度にパラメータ化されたテストベクタおよび連続テストスイートの作成
- ハードウェアフェーダの代わりに使用できる正確で拡張性に優れた、安価で予測可能な手段
- アルゴリズム(C++、演算)、Keysight N5106A(以下を参照)などのテスト機器とも相互に作用し、信頼性の高い一貫性のあるデザインフローを実現
- 分散するデザインチーム間で共有可能

アルゴリズム段階での予測可能な「ドライブテストの現実性」を提供
W1715 MIMOチャネルビルダは、公開されている地形ベースのWINNER-II/WINNER+と相関ベースのMIMOフェージングアルゴリズムから出発し、それぞれのベースとなるSISOモデルを、各タップ後に相関ベースのフェージングにより拡張します。 その後、MIMOチャネルビルダは、シミュレートされたMIMOラジエータの伝搬特性に、2次元遠方界電磁界データを反映させます。 シミュレートされたフェージングブロックは、精密で現実的で予測可能な近傍界クロストークにより、MIMO信号を劣化させます。 高速なエンベロープレベルのRF効果やHARQスループット測定などのその他のSystemVueの利点と組み合わせることにより、LTE開発のための優れたリンクレベルの忠実度が達成できるので、デザインプロセスの早い段階で予測可能な情報が得られ、高度なパーティショニングやアルゴリズム開発が可能になります。 SystemVueにより、ハードウェアが実現されていないデザインのアーキテクチャ段階で、ドライブテストの現実性を導入できます。


Keysight W1715 MIMOチャネルモジュールの対象者
LTEアーキテクトは、W1715 MIMOチャネルビルダを使用することにより、複雑なデザインプロセスの途中で、未完成のRFハードウェア、変化するアンテナとパッケージングのデザイン、変化する規格とアルゴリズム研究といった困難を克服して、リンクレベルのシステム性能を予測し、追跡できます。.
レシーバデザイナは、信頼性の高いレシーバアルゴリズムの開発と検証に必要な、正確に劣化させた、規格に準拠したテストベクタを作成できます。 W1715 MIMOチャネル・ビルダ・モデルは完全にパラメータ化されているので、SystemVueユーザーは、抽象化のすべてのレベルで4Gレシーバを検証できます。 すなわち、演算言語またはC++言語、VHDL/Verilogの各レベルでの検証が可能です。 テスト機器(Keysight N5106 PXBなど)に波形をダウンロードして、正確に同じ検証を測定機器で直接実行できます。
Keysight SystemVueは、使いやすいシステムレベルの通信デザイン用「コックピット」であり、デザインの開始、さまざまな社内デザインフローによる実装との連携、完成したハードウェアの検証などを行えます。 SystemVueでは統一されたESLアプローチで通信デザインを扱えるため、デザインの成熟を早め、非効率なデザインマージンを減らし、かなり早い段階で信頼性の高いデザインを実現できます。

図1. 3D WINNER+モデルには、最大8個のTXアンテナと8個のRXアンテナ(異なるXYZ座標)に加えて、業界標準のMIMOフェージング/伝搬モデルも含まれています。

図2. SystemVue W1715/W1918ライブラリでLTE/LTE-Advancedビームフォーミングパターンを作成し、89600 VSA解析ソフトウェアで検証します。 Keysight信号発生器、N7109 MIMOレシーバとも相互運用できます。
構成
W1715 MIMOチャネルビルダはすべてのSystemVue環境または以下のバンドルに追加できます。
W1715 MIMOチャネルビルダは、通常、以下の関連製品と組み合わせて使用します。
W1715 MIMOチャネルビルダは、以下のバンドルに含まれています。
SystemVueのすべての構成を見るには下のリンク先を参照してください。