データディスプレイでは、シミュレーション結果をアナライザなどの測定器と同じようにグラフィックで表示することも、生データとして表示することも可能です。数式ベースのポストプロセッシング機能を使用すると、データの演算も非常に柔軟に実行できます。

スナップショットプロットにより時間を節約

時間変化の結果は、シミュレーションの進捗度として表示できます。シミュレーションを停止して結果を捕捉したり、デザイン/シミュレーションパラメータを変更したりできます。ADSはデータ表示機能を豊富に備えているので、ほとんどすべての回路/システムをすばやく解析して改善することができます。

製品ハイライト

  • シミュレーション結果のグラフィック表示、フルセットのプロットタイプ、トレースタイプおよびプロット/トレースのアノテーションにより、デザインの性能をより良く理解できる
  • 以前のシミュレーション結果を保存/検索表示して、継続中のデザインのシミュレーションと比較できる
  • カスタム式を用いてデータを表示/演算処理する
  • オートスケール機能(データフィッティング用)とマーカー機能を使用して、データポイントをすばやく特定して再表示できる
  • 高速ドラフトモードによる大きなデータセット(>20,000ポイント)のクイック表示
  • オンスクリーン編集
  • 複数のページ、複数の軸
  • シミュレーション後の自動起動
  • テンプレートの自動表示
  • スナップショットのプロット:シミュレーション中にスナップショットを要求して、時間ベースのシミュレーション結果をシミュレーション進捗度として表示可能

データディスプレイは、シミュレーションが完了すると自動的に起動します。また、事前に決定したシミュレーション結果を表示するように構成できます。

マーカー、色、線の種類、見出しを選択して、グラフをカスタマイズできます。プロットを部分的に瞬時に拡大したり、複数のデータ表示ウィンドウから同じデータファイルにアクセスすることができ、データを数種類の方法で同時にモニターできます。掃引トレースの色、シンボル、線の種類を異なるものにすることも可能です。

目的の測定やグラフだけのシミュレート/評価/更新が可能なので、個々のプロットや式をオン/オフして時間を節約することができます。オン/オフは、表示ツールバーまたはマウスの右ボタンのクリックにより簡単に選択できます。

プロットタイプとしては、直交座標(複数のX軸とY軸)、極座標、スミス(インピーダンス、アドミタンス、インピーダンス+アドミタンスなど)、積み重ね直交座標(複数のY軸を1つのX軸上に重ね表示)、リストカラムがあります。

トレースタイプとしては、線、散布図、ヒストグラム、デジタル、スペクトラム、「バストレース」(バス全体のバイナリーデータの表示、最大128ビット幅)があります。

プロットでもトレースでも、線幅、色、線の種類を選択できます。線、長方形、円、テキスト、多角形、ポリラインなど、プロットのすべてのドローイング要素に注釈を付けることができます。

データディスプレイは、W2200 ADSコア環境に統合されます。ADS Coreの詳細を参照してください。