電源の上手な利用法:電流と電圧を高出力にできる | キーサイト

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はじめに

電源は、靴と同じようにアプリケーションに最もフィットするものが必要です。パワー に関しては、電源の容量が小さすぎるとデバイスに適切な電源供給ができません。逆に、 電源の容量が大きすぎると十分な分解能で電圧/電流リミットを設定できません。オー トレンジ、オートシリアル、オートパラレル機能を使用すれば、低出力パワーでより多 くのデバイスのパワー要件に適応できます。出力ノイズの減少、応答時間の短縮、確度 の向上が、低パワー電源の利点の一部です。新しいE36200シリーズは200 Wオートレン ジ電源です。これは従来の200 WのE3633A/E3634Aの後継機種で、さまざまな電源アー キテクチャーを実環境で比較します。

出力アーキテクチャーを最も簡単に比較する方法は、グラフ表示を使用することです。 出力特性は、すべての有効な電圧と電流の組み合わせをグラフ表示したものです。これ は、特定の出力パワーに対するすべての電圧と電流の組み合わせを含む領域の境界をマッ ピングします。出力特性の内側にある電圧‐電流の組み合わせは、その電源の有効な動 作点です。

上記の電源の主な違いは、出力特性の形状です。これについて、詳細を説明します。

電源出力特性には、 主に3種類あります:

  • 方形(最も一般的)
  • デュアルレンジ
  • オートレンジ

方形出力特性 図1の電圧‐電流グラフでは、当然ながら、方形出力特性の形状は方形です。最大電力は、最大 電圧と最大電流を供給する1つのポイントで発生します。図1の例は、20 V、10 A、200 Wの電 源の方形出力特性です。電圧は0 ~ 20 Vの範囲で任意の値を、電流は0 ~ 10 Aの範囲で任意の 値を設定できます。20 V×10 A=200 Wなので、最大電圧と最大電流を設定したときに、1つ の最大電力ポイントであるPmaxを発生します。

この種類の電源の欠点は、200 Wのパワーを20 Vと10 Aの組み合わせでしか供給できないこと です。20 Aと10 Vの組み合わせが必要な場合、この電源では供給できません。この欠点に対応 するために、デュアルレンジ電源が開発されました。

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