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目次
ヒント1 基本的なトリガから始める
ヒント2 プローブを理解する
ヒント3 信号を正しくスケーリングする
ヒント4 適切な収集モードを使用する
ヒント5 高度なトリガを使用し、詳しく見る
ヒント6 シリアルバス用の内蔵プロトコルデコーダーを使用する
ヒント1 基本的なトリガから始める
信号の写真判定
トリガはオシロスコープを使いこなすために理解すべき必須の機能です。これは特に、今日の複雑なデジタル信号を測定する場合に重要です。
オシロスコープのトリガは、レースカーの写真判定に例えることができます。これは繰り返しイベントではありませんが、カメラのシャッターは、先頭のレースカーのフロントバンパーがフィニッシュラインを超える瞬間に同期する必要があります。オシロスコープにトリガをかけずに波形を表示するということは、レースの写真をランダムに撮るようなものです。レースのスタートからフィニッシュまでの間に、たくさんのレースカーが見られますが、本当に必要な情報は得られません。
オシロスコープのデフォルトのトリガ設定を使用した場合は、オシロスコープは信号の立ち上がりエッジでトリガをかけます。このポイントが画面の(水平方向と垂直方向共に)中央に表示されます。
トリガとして使用するチャネル、トリガレベル電圧の設定、トリガするエッジの種類(立ち上がり、立ち下がり)、水平軸と垂直軸の位置を設定することにより、見たいイベントを正確に「写真」に収めることができます。
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