アプリケーションノート
バッテリー駆動ワイヤレス医療機器は、日常生活の中で普及が進んでいます。これは、インターネット接続機能を内蔵したヘルスケア/医療機器が急増していることからもわかります。新しく生まれた医療機器の例としては、フィットネスバンド/スマートウォッチ(脈拍モニター機能や心拍モニター機能を含む)、血圧モニター、パルスオキシメータ、グルコースモニター、体温計、補聴器などがあります。
これらのデバイスは、低電力、小型、携帯可能、軽量で、無線接続に少ない消費電力で対応する必要があるため、デザイナーやメーカーは、これらのデバイスをテストする際に特別な問題を解決しなければなりません。ワイヤレス医療機器の最大の問題は、小型オンボードバッテリーの寿命です。補聴器やペースメーカーなどの医療機器は、何の不具合もなく長期間にわたって動作する必要があります。これらの医療機器で不具合が発生すると、軽度から重度までさまざまな事態が発生するおそれがあります。
このため、これらのデバイスの消費電力パターンやバッテリー寿命を把握することが極めて重要です。バッテリー寿命を最大化するために、これらのデバイスの多くは、データの送受信時に僅かな時間だけアクティブになります。それ以外は、スタンバイモードまたはスリープモードのままになります。アクティブモードでは最大数百mAを消費する可能性がありますが、スリープモードではわずか数μAです。デバイスを頻繁にオン/オフすると、大電流スパイクなどの急峻な過渡現象が発生します。このため、これらのデバイスのテストに使用する機器は、広いダイナミックレンジで正確な高速測定が連続的に行え、これらの単発の過渡電流波形を捕捉する必要があります。
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