キーサイトのあゆみ

はじめに

キーサイト・テクノロジーは、業界のパイオニアであるビル・ヒューレットとデイブ・パッカードが1939年に創業したヒューレット・パッカードがルーツです。キーサイトは、業界初となるさまざまな製品ポートフォリオを提供し、あらゆるものが安全につながる世界を実現するイノベーションを支援しています。今日もキーサイトは、創業者の高い志と情熱とともに歩み続け、世界中の革新的な企業や研究者が、想像を超えた未来を実現する支援をしています。5G、自動車、IoT、ネットワークセキュリティなどの分野で、イノベーションを推進するために、キーサイトはお客様を計測で支えています。詳細は、キーサイトについて、およびお客様のためにできることをご覧ください

米国カリフォルニア州サンタローザの従業員が、キーサイトの創業を祝っている様子。

1930年代

世界を変えられると信じましょう

人類は歴史がはじまって以来、一番になることを考えてきました。それは、真夜中に光を創り出したこと、人が実際に滑空できることを実証したものと同じ信念です。1939年に設立されたヒューレット・パッカードから現在のキーサイト・テクノロジーに至るまで、この信念が業界ナンバーワンの画期的な電子計測メーカーを支える原動力となっています。

盟友:ビル・ヒューレットとデイブ・パッカード

1934年、スタンフォード大学の電気工学科を卒業したビル・ヒューレットとデイブ・パッカードは、コロラド州の山で2週間、キャンプをしながら釣りを楽しみました。この旅行で、彼らはイノベーションに対する同じ情熱を見つけ、すぐに親友になりました。ビルはスタンフォード大学とMITの大学院で研究を続け、デイブはニューヨーク州のGeneral Electric社に就職しました。数年とたたないうちに、スタンフォード大学の恩師フレッド・ターマン教授の奨めを受け、2人は起業のためにカリフォルニア州のサンタ・クララ・バレーに戻りました。ビルとデイブはガレージを拠点として「起業に乗り出す("make a run for it")」ことを決意しました。

ワンカー・ガレージと「シリコンバレー発祥の地」

カリフォルニア州パロアルト市アディソン通り367番地の裏にある小さなガレージは、共同創業者であるビルとデイブの作業場を兼ねていました。HPを象徴するこのガレージで、ビル・ヒューレットとデイブ・パッカードは会社初の製品である200A オーディオ発信器を発明し製造しました。そのような歴史的な価値のあるガレージは、「シリコンバレー発祥の地」として知られています。

シリコンバレー発祥の地


1937年

  • ビル・ヒューレット、デイブ・パッカード、ノエル・“エド”・ポーターは、電子計測会社の設立計画を立て始めました。この会社が後にヒューレット・パッカード(HP)となり、現在のキーサイト・テクノロジーになりました。

1938年

  • ビル・ヒューレットとデイブ・パッカードは、538ドルの運転資金を元手に、ガレージでパートタイムで仕事を始めました。
  • ビル・ヒューレットの負帰還の研究成果は、ヒューレット・パッカードの最初の製品であるレジスタンス・キャパシタンス・オーディオ発振器(200A)として実を結びました。200Aは音響機器のテストに使用される電子測定器です。このオシレータは、白熱電球を可変抵抗として回路の一部に使用した、革新的な製品です。帰還の原理は、高調波アナライザやいくつかの歪みアナライザなど、初期のHP製品の基礎となりました。

1939年

  • 1939年1月1日に、ビル・ヒューレットとデイブ・パッカードは正式にパートナーシップを結び、ヒューレット・パッカードが創立されました。
  • ウォルト・ディズニー・スタジオは、映画「ファンタジア」用のマルチチャネルサラウンド音響システムを作成する際に、8台のオーディオ発振器を注文し、音響機器のテストと制御を行いました。

200Aオーディオ発振器

1940年代

計測機器は、エンジニアや科学者の間で広く使われています。第2次世界大戦が始まると、これまでほとんどなかった米国政府からの電子測定器の注文がまたたく間に増え、やがて洪水のごとく舞い込むようになりました。この生産量を上げるため、Hewlett-Packard(HP)にはガレージ規模ではなく、大規模な施設が必要になります。1942年、HPの業務はページミル通り395番地の、初となる自社ビルに移転されました。この自社ビルは、その外観から「レッドウッド・ビルディング」と呼ばれました。

レッドウッド・ビルディング


1940年

  • ガレージから、パロアルトのページ・ミル・ロードとエル・カミノ・リアルにある貸ビルへ移転
  • 従業員に初ボーナスを支給:支給額は$5のクリスマスボーナス

1941年

  • ライトフィールド‐現オハイオ州のライト・パターソン空軍基地‐はHPと初の政府契約を締結。205信号発生器6台を発注。

1942年

  • パロアルト市のページミル通り395番地にて、10,000平方フィートのオフィス/研究所/工場(レッドウッドビル)の初めての自社ビル建設を開始。ビル・ヒューレットとデイブ・パッカードは、自由な空間にするため、内壁のないオープンフロアを設計しました。
  • デイブ・パッカードが、競合他社よりも低価格で優れた信頼性を実現できる電圧計を設計しました。

1943年

  • HPは、海軍研究所向けモデルA信号発生器とレーダー妨害装置を開発し、マイクロ波の分野に参入。マイクロ波テストの完全な製品ラインナップが揃い、信号発生器のリーディングカンパニーとして台頭。

1948年

  • 初めての市販品となる610A UHF信号発生器を発表し、500~1350Mcに対応(注:「Megacycles」は1960年にHertzが採用される以前の旧称)。

1950年代

ビル・ヒューレットとデイブ・パッカードは、「HP Way」と呼ばれる経営哲学の基礎となる企業目標を設定しました。さらに、ドイツのボブリンゲンに施設を設立し、グローバル化への道を開拓しました。

ボブリンゲンの施設


1950年

  • マイクロ波計測の大きな進歩は、より包括的で、より高い確度のテスト結果に繋がります。

1951年

  • 新しい524A 高速周波数カウンタにより、高周波を測定するのに必要な時間が 約10分から1~2秒へ大幅に短縮されました。この製品は大成功を収めており、送信機の周波数から、弾道ミサイル誘導システムのベースとなった加速度計に至るまで、すべての測定に使用されています。

1957年

  • HPが株式公開:1957年11月6日
  • HP Wayの基礎となる企業目標が明文化されました。キーサイトはこの経営スタイルを礎として、お客様のインサイト、高いパフォーマンス、価値の創出にフォーカスしています。

1959年

  • HPは当時の西ドイツ、ボブリンゲンに初の製造施設を設立して、国際的な存在感を確立しました。

524A 周波数カウンタ

1960年代

計測分野は着実に成長を続けています。医療用電子機器や分析機器などの関連分野に進出し、HPは純粋な電子計測会社としての時代を終えました。また、革新的で適切に管理された、働きやすい会社として注目されはじめます。この10年には、セシウム「原子」時計、毎月の売上高が100万ドルを超えた初のHP製品である8551 スペクトラムアナライザなど、複数の革新的な製品も発表されました。

5060Aセシウム原子時計

8551A/851A マイクロ波スペクトラムアナライザ

1960年

  • 185Aオシロスコープは、新しい「サンプリング」技術を使用し、コンピューターテクノロジーで使用する、より高速なデジタル波形を表示できる初めての製品です
  • HPは、コロラド州ラブランドに パロアルト市以外では米国初の製造プラントを設立しました。

1961年

  • HPはニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場

1962年

  • HPがFortune(フォーチュン)誌の米国企業トップ500社のリストに初登場。:460位
  • 後のニュージャージー事業所になるHarrison Labs社を買収しました。研究/産業アプリケーション用の世界一の電源を開発することがミッションでした。

1963年

  • 横河電機と、HP初の合弁会社となる横河・ヒューレット・パッカードを日本(東京)に設立
  • HP 5100Aが発表されました。目的の周波数で正確に電気信号を生成できる初のシンセサイザは、自動テストに大きく貢献しました。シンセサイザーは、後にNASAによって1969年のアポロ月面着陸との通信に使用されています。

1964年

  • HPは創業25周年を迎える
  • デイブ・パッカードは取締役会長に、ビル・ヒューレットは社長に選任されました。
  • 5060A 高精度セシウムビーム型原子時計が発表されました。これは国際時間標準になりました。
  • 8551A/851A マイクロ波スペクトラムアナライザを発表しました。これは、周波数バンド内の個別信号を直接読み取り、校正済み解析を実行できる初のスペクトラムアナライザでした。
  • 東京、ニュージャージー、カリフォルニアおよびコロラドの新社屋を竣工。

横河電機との合併会社

1966年

  • HP ラボを設立。この研究所は、HPの中央研究施設として、世界の主要なエレクトロニクス業界研究センターの1つに数えられています。今日では、Keysightラボとして知られています。
  • HP初のコンピューター、2116Aを発表。これは、テスト/測定器のコントローラーとして開発され、当社が初めて集積回路を使用したコンピューターです。ウッズホール海洋学研究所(Woods Hole Oceangraphic Institute)は、船上で10年近く2116Aをラボの測定器と接続し使用しています。
  • HPは、初の全半導体コンポーネント発振器を導入。小型、軽量、大画面を特長とするこの発振器は、研究室、フィールド、製造現場で容易に使用できます。

1967年

  • HPは他社に先駆けてフレックスタイム制を導入しました。
  • HPのエンジニアは5060A原子時計と共に18か国を移動して、国際標準時間と同期させます。長期にわたって、セシウムビーム型規格は、タイムクリティカルなアプリケーションで使用されています。

1969年

  • デイブ・パッカードが米国国防総省副長官に任命されました。(在任期間:1969年~1971年)

1970年代

レーザー干渉計など、業界初の製品を数多く生み出し、イノベーションの伝統を承継しています。収益と社員数の大幅な伸びを記録したこの10年が終わりに近づいたとき、ビル・ヒューレットとデイブ・パッカードは、日常の会社経営をジョン・ヤングに移譲しました。

レーザー干渉計

1970年

  • HPは、マイクロ波システムのデザインと製造に不可欠なツールである、自動マイクロ波ネットワークアナライザを発表しました。

1971年

  • HPは、100万分の1インチまで測定できるレーザー干渉計を開発。レーザー干渉計は、半導体リソグラフィ、航空宇宙/防衛、計測、および製造において最も難しいアプリケーションの高精度測定規格を維持しています。
  • HPは、サンタローザで200エーカーの敷地購入の契約を締結。後に、北部カリフォルニアにあるこの敷地は、Keysight Technologiesの本社所在地になります。

1972年

  • HPはマレーシア・ペナンに事業所を設立。従業員60人がマカリスターロードのレンタルバンガローでコアメモリスタック製造に従事します。その後、バヤンレパス無料工業地帯、敷地36エーカーの施設に移転します。

1973年

  • ロジックアナライザが、急成長するデジタルエレクトロニクスの分野で、エンジニアの支持を集めました。

1975年

  • エレクトロニクス業界では、HP-IBを国際標準として採用しています。この規格では、バスごとに最大14台の機器をコンピューターに簡単に接続できます。HP-IBは、後のGP-IBとして知られています。

1977年

  • ジョン・ヤングが社長に任命され、1978年にはCEOに任命されました。
  • HPが当社初の1 Hz分解能スペクトラムアナライザ、8566/68Aを発表しました。

1979年

  • ハードウェアエンジニアとソフトウェアエンジニアが必要とするツールをすべて合わせた、会社初の統合型マイクロプロセッサ開発システムが誕生しました。
  • HP 8566A マイクロ波スペクトラムアナライザが発表されました。8566Aは、初期のスペクトラムアナライザでは対応できない低レベル信号を識別できました。
  • 慈善活動への貢献を目的とし、HP財団(HP Foundation)が発足。数年後、アジレント財団(Agilent Foundation)とキーサイト財団(Keysight Foundation)が発足。会社の寄付は、企業に不可欠な社会的責任となっています。

1980年代

コンピュータテクノロジーによって、より安い価格のより高機能な製品が生まれました。1989年に、HPは創業50周年を迎えました。

周波数/タイム・インターバル・アナライザ

創業50周年

1981年

  • 以前のチップと比べてゲートが4倍となる、強力で新しい32ビット集積回路を発表

1982年

  • HPのシグナル・データ・ネットワークは、データを高速でリレーして、初めて1つの中央ステーションから多くの異なる病床の信号をモニタリングしています

1984年

  • 最初のコンピューター制御ネットワークアナライザ、HP 8510Aが発表されました。

1985年

  • HPは業界初のマイクロプロセッサベースのネットワークアナライザを発表しました。このアナライザにより、これまでにない周波数レンジ全体でほぼリアルタイムに振幅/位相応答を簡単に測定できるようになりました。
  • HPは、中国で最初のハイテク合弁会社を設立

1986年

  • 大規模な計測器メーカー最初となる全なデジタルスコープ54100を発表

1987年

  • ビル・ヒューレットはHP取締役会副会長を辞任しました。
  • ウォルター・ヒューレット(ビルの息子)とデイビッド・ウッドリー・パッカード(デイブの息子)がHP取締役会のメンバーに選任されました。

1988年

  • HPデジタルマルチメーターにより1台の測定器で高周波数、高確度、高分解能の電圧測定が可能になる
  • THz(テラヘルツ)の伝送帯域幅を測定できるアナライザが、光通信用に開発されました。

1990年代

ウェブベースの情報、アプリケーションの普及、競争が激化。市場投入までの大幅な時間短縮のため、変化のペースは加速しています。1999年、HPの「医療用製品および計測器グループ」部門を分社し、Agilent Technologiesが設立されます。

1990年

  • HPは、新たな電子計測部門を創設し、リーダーにエドワード W. (ネッド)・バーンホルトを任命しました。
  • 業界のリーダー達と協力して、同社はTMLと呼ばれる内部ソリューションを、コンピューター制御テスト機器のほぼすべてのメーカーが採用しているSCPI(プログラマブル計測器用標準コマンド)に適合させ、IEEE認証規格の公開リリースを開始します

1991年

  • Avantekの買収により、グローバル通信市場向けのコンポーネントの販路が拡大
  • HP 54600/54601が発売され、アナログ・オシロスコープの機能にデジタル・アーキテクチャの精度とパワーが加わりました。
  • 2回目のHP女性技術会議では、全社から女性を集めて、その成果と技術的貢献に注目し、専門能力開発を促進します。

1992年

  • 新しい原子時計が発表され、市販される世界で最も正確な時間管理デバイスとなりました。
  • テストセットによって最大毎秒25億データビットのデータストリームを出力/検出できるようになりました。これにより、電気通信メーカーは伝送機器の性能を確認できるようになりました。
  • 光スペクトラムアナライザが、急成長中の光通信分野に貢献しました。
  • 新しいモジュラー型オシロスコープが登場。高速デジタルエレクトロニクス製品の設計に使用
  • ルー・プラットが社長兼CEOに任命されました。

1993年

  • AcceSS7ネットワーク監視システムにより、電気通信のお客様はSS7ネットワーク上の要素すべてのエレメントを中央の一か所からモニタリングが可能となり、通信ネットワークの効率が向上
  • HPは、「アメリカで働きがいのある会社100社」に新たな地位を確立しました。

1994年

  • HPが上海分析機器工場と中国に合弁会社を設立
  • 業界標準として登場したHPのブロードバンドシリーズテストシステムは、ATMおよびブロードバンドISDNネットワークを初めてテストし、すべてのレイヤーのテストを統合した最初の製品です。このシステムは、業界がこれらの新しい技術によって音声、データ、画像、ビデオを同じネットワーク上で転送するための情報ハイウェイの基礎が形成できることを証明するのに役立ちます。

1995

  • クォーツテクノロジーとセシウム時間標準の数十年の運用経験により、新しいネットワークタイミング同期製品が誕生します。より高い精度と信頼性を持つネットワークは、音声、データ、およびビデオ通信用の新しいデジタルサービスを提供しています。
  • HPは、業界初の低コスト、高速、小型の赤外線トランシーバを発表しました。これにより、電話、コンピューター、プリンタ、レジ、ATM、デジタルカメラなど、さまざまなポータブル計算アプリケーションで無線「ポイント・アンド・シュート」方式のデータ交換が可能になりました。
  • HPは、広帯域ネットワークを敷設するための新しいポータブルツールである広帯域サービスアナライザを発表しました。ボタンをタッチするだけで、ネットワーク品質を測定するための複雑なテストをセットアップできるため、非同期転送モード(ATM)テクノロジーが簡単に利用できるようになります。
  • HPは最初のミックスド・シグナル・オシロスコープ (MSO)を導入

1996年

  • 3月26日、共同創業者デイブ・パッカードが死去しました。
  • HPは、有線/無線高速デジタルネットワークのネットワークタイミング同期化を実現し、電話回線を介したデータまたは画像の送信における多くの課題を解消します

1997年

  • HPは、最初のInfiniiumオシロスコープを導入

1998年

  • 革新的な3070シリーズ3ボードテストシステムにより、メーカーはこれまで以上に迅速かつ効果的にプリント基板がテストできるようになりました。
  • 95000 HSM高速メモリテストシステムは、RDRAMチップの量産試験に使用できます。これらのチップは800 MHzで動作し、メモリチップメーカーに、最小のフットプリント、テストの最小コスト、最小リスクのソリューションを提供しました。
  • フィールドテスト、航空電子工学、通信システムなどの自動テストアプリケーションに最適なHP E6432A VXIマイクロ波シンセサイザを発表しました。
  • TestBook Wireless統合診断ソリューションにより、技術者は、修理工場やフィールドの診断および顧客サービス情報という一元管理された情報にアクセスできます。これによって、生産性が向上し、修理コストは削減されます

1999年

  • HPは、電子計測コンポーネント、化学分析、医療ビジネスから成る1つの独立した計測企業と、コンピューティング、プリンティング、イメージングビジネスから成るコンピューティング/イメージング企業を戦略的な再編を発表しました。
  • 新しい計測企業の社名は、アジレント・テクノロジー。カリフォルニア州サンノゼで行われた記念すべきブランド発表イベントで、アジレント社長兼CEO、エドワード(ネッド)・バーンホルトから発表されました。
  • 1999年11月18日、新規株式公開を行い、21億ドルの資金を調達し、シリコンバレー史上最大のIPOとして記録を更新

2000年代

1999年のIPOの成功後、アジレント・テクノロジーは、急成長する通信、エレクトロニクス、ライフサイエンス市場に的を絞った、完全に独立した計測企業となりました。Agilentは、業界リーダーと認められ、テスト/計測市場で初のワールドワイドカンパニーです。

光スイッチングプラットフォーム

ビット・エラー・レート・テスタ(BERT)

2000年

  • 2000年6月2日、アジレント・テクノロジーは、HPの保有するアジレントの株式がHPの株主へ分配され、完全な独立会社になりました。
  • アジレントのフォトニック・スイッチング・プラットフォームは、全光ネットワークの開発を加速
  • アジレントが、初のフルデジタルIF-PSAスペクトラムアナライザを発表しました。

2001年

  • 1月12日、共同創業者ビル・ヒューレットが死去しました。
  • Objective System Integrators Inc.(OSI)の買収により、3G無線/光/広帯域インターネット・プロトコルおよびVoPN(Voice over Packet Network)/VOPサービスを提供するサービスプロバイダに対して完全なソリューションを提供できるようになりました。

2002年

  • アジレントは、Fortune(フォーチュン)誌の米国企業上位500社のリストに初登場。順位は、212位でした。
  • 社長兼CEOのエドワード (ネッド)・バーンホルトが取締役会会長に選任されました。
  • アジレントは、レーダー、ブロードバンドワイヤレス、および衛星通信システムに携わるエンジニアが複雑な実世界のテスト環境をシミュレートできる、最初のマイクロ波ベクトル信号発生器であるパフォーマンス信号発生器シリーズ(PSG)を発表

2004年

  • アジレントのソフトウェア開発ツールは、Mars Exploration rovers (マーズ・エクスプロレーション・ローバー:無人火星探査車)で通信機器をテストするためのインターフェースとなりました。
  • 新しいロジック解析プローブは、Intel Pentium 4プロセッサベースの製品設計を加速

2005年

  • ウィリアム P.(ビル)・サリバンが、エドワード W.(ネッド)・バーンホルトの後任としてアジレントの社長兼CEOに任命されました。
  • アジレントは、中国と世界市場向けのテスト機器を開発および製造する合弁会社、成都測定器事業部を設立
  • 上海に拠点を置くAgilent Technologies China Holding Company Ltd.を設立
  • アジレントは、業界全体のコンソーシアムと協力して、広く採用されているテスト機器(LXIまたはLAN eXtensions for Instrumentation)のLAN制御に関する業界標準を確立し、テストおよび測定業界におけるリーダーシップと革新を再確認しています。
  • アジレントはLXIクラスC準拠のDC電源を発売:N6700およびN5700シリーズは自動テスト機器システムに最適化され、それらは、LXIコンソーシアムによるLXIクラスC認証を取得した最初のシリーズです。

2006年

  • 横河アナリティカルシステムズを完全子会社化
  • 最大100 Gb/sの速度で動作する、業界初のビット・エラー・レート・テスタ(BERT)、E4898Aが発表されました。これにより、超高速で動作するトランシーバのデザインが可能になりました。
  • アジレントは、次世代の信号解析の先駆けとなって業界をリードする測定速度を備えたMXA信号解析プラットフォームを発表
  • サンフランシスコのベイエリアにあるすべてのオフィスが、カリフォルニア州サンタクララの55エーカーのキャンパスに統合されています。元々は1968年にHPによって建設された製造サイトでしたが、現在は以前パロアルトにあった本社を含め、多くの機能がサンタクララに集約されました。

2007年

  • 業界初の統合型Mobile WiMAXテストセット、E6651Aが発表されました。これにより、Mobile WiMAX加入者製品の設計/製造メーカーは、開発から量産に迅速に移行できるようになりました。これにより、WiMAXデバイスの品質の向上を図りながら、コストの削減を同時に実現できるようになりました。

2008年

  • アジレントとSunPower Corporationは、アジレントのカリフォルニア州サンタローザのキャンパスにある1メガワットの太陽光発電追跡システムを構築しました。ソノマ郡最大の太陽エネルギー発生機であるこのシステムは、30年間で9,000万ポンド(約4万トン)以上の二酸化炭素を排出削減の効果を期待されています。これは、約7,500台の車からの排出量に相当します。
  • 業界最速のアンテナテスト用レシーバ、PNA-X測定レシーバが発表されました。PNA-X測定レシーバは、他のアンテナレシーバよりも30 %高速のデータ収集速度を備え、アンテナテスト用の新しい業界標準になっています。
  • デザインサイクルの早期にMIMO受信機を短時間で非常に正確にテストできるPXBユニバーサル受信機テスタが発表されました。市場で最高の実環境シミュレーションを提供し、開発サイクル時間を大幅に短縮します。
  • FieldFoxハンドヘルドRFアナライザが発表されました。これは、最適な無線ネットワークを敷設/保守できる、業界で最も総合的なハンドヘルド測定器です。

2009年

  • 業界で初めて1 Wを超える最大出力パワーを実現したマイクロ波信号発生器、PSG E8257Dが発表されました。超高出力により、増幅器、カップラ、ディテクタなどの補足ハードウェアが不要になりました。
  • Agilentは、PCI Express®(PCIe)プロトコルテスト用のインラインエラー挿入ツールを発表しました。PCIeテストのこの画期的なコンセプトは業界初であり、開発でのテストサイクルを短縮し、デバイスの市場投入までの時間を短縮できます。

2010年代

2013年、Agilent Technologiesは、電子計測事業と、化学分析・ライフサイエンス事業の2つの専業企業に分割することを発表。新しい電子計測会社の社名はKeysight Technologiesです。Keysightは2014年11月1日、完全独立の電子計測会社になります。2014年11月3日にニューヨーク証券取引所に上場され、ティッカーシンボルKEYSが付いています。

カリフォルニア州サンタローザにあるKeysight Technologies本社のウェルカムロビー


2010年

  • アジレント・テクノロジーは、89600 ベクトル信号解析(VSA)ソフトウェアに対して主な機能拡張をリリースしました。このソフトウェアは研究開発エンジニアに不可欠なツールで、非常に要求の厳しい、無線通信業界の物理層解析ニーズをサポートしています。LTE、HSPA +、GSM EDGE-Evo解析ツールにより、エンジニアは信号をより深く掘り下げ、物理層の問題の原因を見つけて修正することができます。

2011年

  • アジレント・テクノロジーは、電子テストおよび測定業界向けのプレミアム保証付きの初のプレミアムサービスインボックスを導入
  • アジレント・テクノロジーは、Xパラメータの革新を促進し、非線形測定と特性評価を進めるために多額の投資をしています

2012年

  • AT4の買収により、無線テストソリューションにおける当社のリーダーシップがさらに拡大しました。
  • アジレント・テクノロジーは、“Test of Time”という電源コンテストを開催し、電源の長期に渡る使用と、50年以上にわたる電源の専門知識を称賛しました。

2013年

  • アジレント・テクノロジーは、会社から提供された最大の単一の学術寄付としてジョージア工科大学(Georgia Tech)に9,000万ドルのソフトウェアを贈与
  • 受賞に輝いたInfiniium 90000 Xシリーズオシロスコープ・ファミリは、エンジニアが正確にデバックや新技術の検証が出来る新しいミックスドシグナルオシロスコープ(MSO)モデルを加えて拡大しました。
  • アジレント・テクノロジーは、電子計測事業と、化学分析・ライフサイエンス事業の2つに分割することを発表しました。サンタローザに本社を置く新しい電子計測会社の社名は、Keysight Technologiesです。ロン・ネルセシアンが社長兼CEOです。

2014年

キーサイト UXAシグナルアナライザ

キーサイト UXMワイヤレステストセット

  • キーサイトは、UXMワイヤレステストセットを発表しました。これは高度に統合されたシグナリング・テスト・セットで、4G以降の機能やRFデザインを検証できます。
  • キーサイト UXAシグナルアナライザは、クラスで最高の位相雑音、リアルタイム帯域幅、解析帯域幅を実現しています。
  • キーサイトは、M9391A PXIeベクトル信号アナライザーM9381A PXIeベクトル信号発生器
    を中心に構築された最初のRFパワーアンプリファレンスソリューションを発表
  • Primary Standards North America(PSNA)の買収により、マルチベンダーキャリブレーションソリューションが拡大
  • 11月1日、Keysight Technologiesは完全独立の電子計測会社になります。キーサイトはKEYSというティッカーシンボルでニューヨーク証券取引所に上場し、アジレントからの分社が完了しました。
  • Anite社の買収により、ソフトウェア層を対象とする新たなソリューションを用いた無線設計/検証ツールのサプライヤとしてのキーサイトのポジションが強化されました。
  • Electro Servicesの買収により、校正の提供とサービス事業が拡大
2016年
  • マルチタッチ・ユーザー・インタフェースおよび1 GHz解析帯域幅を含む拡張機能を備えた、新しい Xシリーズ シグナルアナライザが発表されました。
  • Signadyneの買収により、FPGAベースの新しいPXIデジタイザーと任意波形発生器が導入され、ワイヤレス信号エミュレーションの複素変調が可能になりました。
  • キーサイトがアトランタにソフトウェア・デザイン・センターを開設

2017年

  • イクシア社の買収によりソフトウェアソリューションの拡張が加速され、プロトコル層2から7までの通信開発ライフサイクルに対応できるようになりました。キーサイトのポートフォリオには、ネットワークの最適化やセキュリティなどの次世代技術の開発のためのエンドツーエンドのソリューションが含まれています。
  • Liberty Calの買収により、EMI / EMCテスト機器向けのキーサイトの校正サービスが拡張されます
  • ScienLabの買収により、自動車および産業分野のより高出力eMobility システム用の新しいテストソリューションが導入されました
  • キーサイトは、5G、航空宇宙および防衛、量子テクノロジーの研究を推進するための10個の新しいPXIe測定器を発表。計測器には、複雑なベースバンドIQ信号の生成と解析のために最大1 GHzの帯域幅を提供する任意波形発生器、デジタイザー、オシロスコープがあります。
  • 同社は、自動車のデザインおよびテストエンジニアが車両の通信ネットワークのバックボーンの開発するのを支援する新しい自動車用イーサネットソリューションを発表しました。
  • Keysightは、Forbes(フォーブス)の「公正企業 63位(Just Companies(No. 63))と米国のもっとも優れた経営者 259位(America's Best Employers(No. 259))の2つのリストで認められています。
  • Keysightは、包括的なテストおよび計測ソリューションについてFrost&Sullivanのソフトウェア競争戦略イノベーションおよびリーダーシップ賞、そして会社の優れた運用に対してFrost&Sullivanの製造リーダーシップ賞を受賞しました。
  • キーサイトグループであるイクシアが、Network Packet Brokersなどの革新的なソリューションでFrost & Sullivan社のMarket Leadership Awardを、優れたMulti-Tbアプリケーション、ネットワーク・セキュリティー・テスト・ソリューションであるCloudStormでFrost & Sullivan社のNew Product Innovation Awardを受賞しました。

2018年

2017年のタブスの火災による被害の渦中、キーサイトのCEO ロン・ネルセシアンが人を最優先することを公表しました。

  • 2017年のサンタローザ タブス火災の惨事による避難およびビルの被災中にも、キーサイトはまったくお客様からのオーダーをキャンセルせずに本社と製造業務を回復させました。CEO ロン・ネルセシアンは「最優先すべきは人、対応とリソースは2番目です」と宣言し、企業として従業員と被災地域を支援しました。#KeysightStrong というハッシュタグによって世界中の従業員が励まされ、奮い立ち、団結して、会社と従業員が一体となって惨事を克服し、今までよりもさらに、キーサイトは能力、回復力、人材が強化されて蘇りました。
  • キーサイトが、お客様のワークフローを加速するために業界初となるデザイン/テスト・ソフトウェア・プラットフォームPathwaveを発表しました。これにより、デザインおよびシミュレーションからプロトタイプの作成およびテスト、さらに製造までの製品開発のあらゆる段階に繋がります。
  • キーサイトが、業界初となる5GNR対応のチャネル・エミュレーション・ソリューションを発表しまし、大手通信業者5社が早期に採用しました。これは、業界初の5Gミリ波チャネル・サウンディング・ソリューションに続くものです。
Infiniium UXRシリーズ オシロスコープ
  • キーサイトは、Infiniium UXR-シリーズを発売、110 GHzの真のアナログ帯域幅と業界をリードするシグナルインテグリティを備えた新しいクラスの超高性能オシロスコープで、次世代の電子工学研究とデザインを可能にし、加速します。
  • Keysightは、Great Place to Workとして、職場における高い信頼、高いパフォーマンスの文化に関する世界的な権威から認定されました。Great Place to Work®の調査によると、従業員と92%が、キーサイトで働いていることを他の人に伝えることを誇りに思っています。
  • キーサイトは、11月6日にS&P 500に参加
  • 最近の解析に基づいて、Frost & SullivanはKeysightをグローバルな無線機周波数テストと測定市場リーダーシップ賞で評価しています
  • キーサイトはモバイル技術、特に狭帯域(NB)IoTの大規模なユーザー機器エミュレーションテストシステムにおける革新的なブレークスルーについてグローバル・テクノロジー・イノベーション賞を受賞しています
  • キーサイトグループであるイクシアが、K400 QSFP-DD-400GE ロードモジュールでLightwave Innovation Reviews Awardを、CloudLensクラウド可視化プラットフォームでCyber Defense MagazineのInfoSec Awardを、BreakingPoint Cloudセキュリティー・モニタリング・プラットフォームでCloud Computing MagazineのSecurity Excellence Awardを受賞しました。
  • キーサイト初の最高マーケティング責任者であるマリー・ハターは、2018年ゴールデンブリッジのエグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー(女性)賞、ブロンズを受賞
  • 2017年および2018年に、Keysightは、さらに追加で20を超える業界およびテクノロジーリーダーシップ賞を受賞

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