アドバンスド・パワー・システム(APS)シリーズは、Keysight独自のアーキテクチャによって電源性能を高めた、1 kWと2 kWのシステムDC電源で構成されます。 APSシリーズは、業界最高の仕様と画期的な機能を備えた、高度なATEの電源テスト・ニーズに対応する一体型ソリューションで、非常に困難な電源テストの問題を解決できます。

APSの使用によるテストの問題の解決

Keysight独自のアーキテクチャを採用したAPSを使用すれば、さまざまな電源テストの問題を解決できます。

 

電源関連のテストの問題問題の解決に役立つAPSの機能

テスト・システム・スループットの向上:

テスト時間を短縮すれば大幅にコストを削減できるため、スループットの向上は終わりなき追求です。 

  • 高速アップ/ダウン・プログラミング(最高500 μs)
  • 高速コマンド処理(<2 ms)
  • リストに設定した電圧/電流レベルを1ステップずつ出力できるリスト機能
  • 確度を損なわずに高速電流測定が可能なシームレス・レンジ切り替え機能

連続的な電源/負荷の構築:

電力貯蔵用のDUTをテストするには、連続的な電源/負荷ソリューションが必要です。 

  • 象限の切り替え時にグリッチが生じないフル2象限動作
  • 電圧/電流リミットの設定による、デバイス動作範囲の維持

電源関連の損傷からの保護:

高価なDUTをテストする際には、パワーによる損傷からの保護をテスト・システムに組み込むことが重要です。 

  • スマート・トリガ 
  • 高速な出力応答 
  • 出力切断リレー 
  • ウォッチドッグ・タイマ 

ダイナミック電流プロファイルの評価:

ダイナミック・レンジの広いDUTの電流プロファイルを評価しなければならない場合があります。 

  • 18ビットの高分解能電流デジタイザ
  • 調整可能な測定サンプリング・レート
  • 外部ロギング機能
  • ピーク・トリガ/測定

パワー過渡現象の発生:

厳しい実環境では、サージや中断などのパワーの過渡現象が発生することがあります。 デザインが実環境で正しく動作することを保証するには、このような過渡現象をテストでシミュレートする必要があります。 

  • 内蔵の64 kポイント電圧/電流の任意波形発生機能
  • 電圧/電流ステップの1回限りの定義が可能

突入電流の評価:

入力にリアクティブ素子を含むDUTの電源を最初に投入したときに発生する大きな突入電流を捕捉する必要があります。 

  • 高分解能の電流/電圧デジタイザ 
  • 測定データの捕捉のためのプリトリガ/ポストトリガ
  • 電源の定格出力の2倍以上の広い電流レンジ

ダイナミックな負荷条件における出力品質の維持:

非常にダイナミックな負荷を接続する場合、特にケーブルが長い場合は、発振や電圧ドループのない安定した出力電圧を維持するのが困難です。 

  • 負荷トランジェントによる電圧ドループを最小化する高速な過渡応答
  • 負荷に応じて出力を調整できるハイ/ロー出力帯域幅設定

パワー・イベントのトラッキングによる根本原因の解析:

DUTがテスト中に損傷したかどうかや、損傷した場合の原因を確認するには、根本原因の解析テスト中にパワー・イベントをトラッキングする必要があります。 

  • 内蔵ブラック・ボックス・レコーダを追加すれば、電圧、電流、パワー、トリガ・イベント、モード変更などを不揮発性メモリに記録することが可能

DUT電源の正しい順番でのオン/オフ:

電源オン/オフ時の損傷を防ぐためには、複数の電源を正しい順番でオン/オフし、電源のスルー・レートを調整する必要があります。 

  • 複数のAPS電源のシーケンス設定機能
  • KeysightのN6700モジュラ電源ファミリによるシーケンス設定機能
  • 調整可能なスルーレートの制御

N6900/N7900シリーズ 1000 W/2000 W アドバンスト・パワー・システム、単出力