Highlights

Model Builder Program (MBP)モデル・ビルダ・プログラム (MBP) 2008.2.0 ソフトウェア・リリースには、以下の機能強化/機能拡張が含まれています。

  • 45 nmモデル・ライブラリをサポートするように機能強化されたエンジンおよびライブラリ・パーサ
  • 最新のPSPおよびHISIM_HVバージョンへのアップデート
  • 高度で柔軟性の高い新しい測定モジュール
  • 効率と信頼性が向上したタスク・ツリー
  • その他の便利な新機能

内蔵エンジンの大幅な機能強化

  • 45 nmテクノロジー・モデル・ライブラリをMBP2008.2.0で直接解析/微調整可能
  • subcktモデル・シミュレーション機能の強化
  • より多くのHSPICEの機能/エレメントのサポート
  • 最新のモデル・バージョンのサポート
    • PSP 102.3
    • HISIM_HV 1.0.2
  • タスク・ツリーの速度の向上

デバイス特性評価プログラム(DCP)

  • 柔軟性が向上した高度な新しい測定モジュール
  • ユーザ定義の測定器ドライバ、デバイス・タイプ、解析を提供するオープン構造
  • ウェーハ全体または特定のデバイスを測定するためのメータ、スイッチ・マトリクス、プローブ・ステーションのサポート
  • ユーザ入力の自動保存および内部デバッグのサポート

タスク・ツリーのデバイス選択

  • タスク・ツリーを起動するとデバイス選択ウィンドウが表示されるので、自動抽出フローのデバイス選択を確認したり、WmaxLmaxやWmaxLarrayなどのMBPのデフォルトによってデバイス選択を再定義することが可能
  • 自動抽出フローをユーザ独自のデータ・セットにより適したものにすることが可能
  • 定義内容を設定ファイルに保存し、他のプロジェクト用にロードすることが可能

新しいPSPのタスク・ツリー

  • PSPモデル自動抽出フローの局所大域手法を提供

IMVページの機能の強化

  • 新しいターゲットの定義、制限に関する数式のサポート
    • 例えば、vds=vdd/2, vds
  • 新しいプロット・タイプ、2つのP軸のサポート
    • 例えば、p=vds, vgs
  • その他の便利な機能

X軸とP軸の両方での拡張シミュレーションのサポート

ポストフィックス"f"によるデフォルトIMVページへのFBデバイスの追加

IMVページでの拡張シミュレーションが可能

新しいビンニング・モデル微調整機能

  • 一連のポイントに対して同時に同じパラメータの微調整を行うことが可能
  • ポイント・モードで、1つのパラメータを右クリックして、"select bin param"を選択

エラー・テーブルの機能強化

  • パラメータ変更時のリアルタイムでの更新
  • 相対誤差/絶対誤差の選択の追加
  • 凡例の説明:第2変数を使用

その他の機能強化

  • ビンニング・モデル作成時に、ビン境界の拡大率を設定可能
  • Tool > Layout > Customizeによって、レイアウトをカスタマイズ可能
  • プロットの列/行番号のセットアップ・ウィンドウへの追加
  • パラメータ・ウィンドウの新しいボタンを使って、モデルの保存/シミュレーションの精度を設定可能

MBPの試用

MBPを実際に使ってみたいとお考えの場合は、キーサイトEDA担当営業までご相談ください。

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