Highlights

モデル・ビルダー・プログラム(MBP)2019には以下の新機能と主要な拡張が含まれています。

  • 新しいMOSRAレベル3エージングモデル抽出パッケージ(W8614EP/ET)
  • 新しいモデルターゲット再センタリングパッケージ(W8626EP/ET)
  • コーナー調整の拡張
  • パラメータの実効値のチェック
  • 新しいモデルバージョン:BSIM-BULK 106.2.0、BSIM-IMG 102.9.1、HiSIM_HV 2.4.0、HiSIM2 3.0.0、UTSOI 2.2

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Description

Model Builder Program (MBP)MBP 2019の紹介

MBP 2019では、新しいエージングモデル抽出パッケージ、新しい再センタリングパッケージ、多くのユーザビリティー拡張が提供され、モデリングの生産性と効率が向上します。

新しいMOSRAレベル3エージングモデル抽出パッケージ(W8614EP/ET)

  • MOSRA HCI/BTI作成用の自動抽出フロー
  • コンパクト/サブ回路モデルとコアモデルの両方をサポート
  • 手動チューニングと自動最適化が可能
  • MBPスクリプトによりフローをさらにカスタマイズ可能

Shift of Ids and Vth versus stress time

図1. Ids/Vthのシフト対ストレス時間

新しいモデルターゲット再センタリング(W8626EP/ET)

  • エラーテーブルとIMVプロットを同時に表示可能
  • 2種類の入力をサポート:.meaおよび.csv
  • 色によって容易に合否を判別可能
  • エラーテーブルのExcelファイルへのエクスポートをサポート

New model target re-centering package図2. 新しいモデルターゲット再センタリングパッケージ 

コーナー調整の拡張

  • 必要な多くのバイアスターゲットとして追加可能
  • NMOS/PMOSペアに適合する"DeviceIndex"の導入
  • "Extend Devices"ボタンの追加により、すべてのdelta_lおよびdelta_w ("horn mouth")プロット用のシミュレーションを拡張可能

New model target re-centering package図3. delta_Idsatの"horn mouth"プロット

パラメータの実効値のチェック

  • モデルのロード時に、パラメータの実効値が境界を外れていた場合にMBPが警告メッセージを表示
  • "Check Parameter Boundary"を選択して、パラメータの実効値が境界を外れていた場合にMBPで警告メッセージの表示が可能
  • "Enable Hard Boundary"を選択して、MBPの厳格な境界をビンニングパラメータに対して有効にすることが可能

新しいモデルバージョン

  • BSIM-BULK 106.2.0
  • BSIM-IMG 102.9.1
  • HiSIM_HV 2.4.0
  • HiSIM2 3.0.0
  • UTSOI 2.2

その他の機能拡張

  • 統計モデリングパッケージ - 容易にコーナー/不整合の仕様ファイルをインポート/エクスポートできるLoad/Saveボタンの追加
  • Lib Parser - 新しいライブラリが追加されても、事前にロード済みのライブラリの順番をそのまま維持。また、新しいライブラリの追加後もライブラリの折りたたみ(+ボタン)をリセットしないで維持
  • WATマッピング・データ・プロット - WATマッピングデータの中央値を表すポイントを結ぶ中線を表示するオプションを追加
  • ビンニング・モデル・シミュレーション - HSPICE/Spectreと一致するように、データのインスタンスがビンニングモデル範囲を外れた場合に、内蔵エンジンがシミュレーション結果を持たないように変更

使用するには

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