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[プログラミング]InfiniiVisionシリーズ用のリモートプログラムを作成中です。画面の画像を、画像ファイルとして取り込む事は可能ですか?

可能です。以下は、Excel VBA/VISA-COMで作られた画像ファイル取得のサンプルコードとなります。基本的には、:DISPLAY:DATA? BMP,SCREEN,COLOR というコマンドを送り、その返り値をバイナリブロックデータとして取得します。
下記を動かす前には、[ツールバー]> [ツール]> [参照設定]> より、VISA COM 3.0 Type Libraryにチェックを入れてください。

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Private Sub CommandButton1_Click()

Dim io_mgr As VisaComLib.ResourceManager
Dim Scope As FormattedIO488
Dim result() As Byte
Dim fileNum
Dim I As Long
Dim byteBuffer As Byte

Set io_mgr = New VisaComLib.ResourceManager
Set Scope = New VisaComLib.FormattedIO488
Set Scope.IO = io_mgr.Open("GPIB0::7::INSTR") 'VISAアドレス

'画面イメージ取得(バイナリデータ)
Scope.IO.Timeout = 10000 'ms
Scope.WriteString (":DISPLAY:DATA? BMP,SCREEN,COLOR")
result = Scope.ReadIEEEBlock(BinaryType_UI1, False, False)

'IOクローズ
Scope.IO.Close

'画像ファイルへの出力
fileNum = FreeFile
'ファイルパスはご変更下さい
Open "C:\Users\\Desktop\screen.bmp" For Binary As #fileNum
For I = 0 To UBound(result)
byteBuffer = result(I)
Put #fileNum, I + 1, byteBuffer
Next I
Close #fileNum

End Sub


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これらのサンプルプログラムは、Excel 2007以降のVBAで、InfiniiVisionにて動作確認を行っていますが、必ずしも、すべての環境で、動作を保証するものではありません。お客様の環境下において、修正等が必要となりますので、ご了承ください。
なお、上記は、VISA-COMで記述しています。


【注意】
管理者権限ではないと動かない場合があります。セーブファイルの種類は[Excelマクロ有効ブック](*.xlsm)で行ってください。[マクロのセキュリティ]より、マクロの実行を可能にしてください。


【プログラムの準備】
1) IO Library Suiteのインストール
計測器をLAN/GPIB/USBなどで制御するためには汎用の計測器用のドライバが必要です。オシロ本体に付属のCDよりIO Library Suiteをインストールするか、もしくは、下記のAgilent Technologies社Webサイトよりダウンロードしてください。

□ IO Library Suite ダウンロードサイト
http://www.agilent.com/find/iolib
-> 下部のリンク 最新リリース(IOライブラリ・スイート)のダウンロードをクリックして下さい。DLが始まります。


2) 測定器 VISAアドレスの確認
上記のプログラムでは、GPIB0::7::INSTR として、GPIBで接続した際のVISAアドレスになっていますが、接続しているバスや、アドレスの振り方によって変更が必要です。オシロスコープは機種やOption構成によって異なりますが、USB、LAN、GPIBのいずれかの制御バスで制御可能です。制御バスが異なると、測定器のアドレス(プログラムから制御する際に、どのアドレスの測定器にコマンドを送るのか指定する必要があります)が変わります。
測定器のアドレスは、測定器とPCを接続後、Connection ExpertというIO Libraiesに含まれるツールで、確認可能です。IO Libraiesをインストール後、登場する常駐アイコン(Windowsデスクトップ右下のIOアイコン)をクリックして下さい。測定器との接続状況の画面が立ち上がります。認識された測定器をクリックし、VISA Addressをチェック下さい。

以下は、Excel 2007の設定例です。Excelのバージョンにより開発環境の準備方法やプログラム構築方法は異なります。詳細に関しましては、市販の本や、マイクロソフト社のサイト等で、お調べください。

3) Excelの開発環境の準備
#1 リボンに開発タブを表示
[オフィスボタンを右クリック]>[クイックアクセスツールバーのカスタマイズ]>[基本設定]より [Excelの使用に関する基本オプション]の[[開発]タブをリボンに表示する]にチェックを入れる
#2 Excel のVisual Basic ウィンドウを表示する。
#3 [ツールバー]> [ツール]> [参照設定]> より、VISA COM 3.0 Type Libraryにチェックを入れる。
参照可能なライブラリファイルからみつからなければ、[参照]ボタンより下記のファイルを選択
C:\Program Files\IVI Foundation\VISA\VisaCom\GlobMgr.dll


4) Excelでのプログラム構築
#1 ボタンを配置する
#2 デザインモードに移行する
[開発]タブ>デザインモードが選択されている状態にする
#3 ボタンコントロールの配置
[開発]タブ>挿入>ボタン を選択し、ワークシート上の適当なところをクリックする。
#4 マクロの登録
マクロの名前を作成し、[新規登録]ボタンで決定する。
Module*の中に作成したマクロ名の空の関数が作成される。この中にプログラムを書く


【参考資料】
Excel VBA、Visual Basic、Visual C#などのプログラム言語を使ったオシロスコープのリモート制御に関して、入門ガイドとサンプルプログラムをご用意させて頂きました。

http://www.agilent.co.jp/find/sample_program
*InfiniiVisionのページを参照ください。

この入門ガイドでは、制御プログラムを、これらから作り始める方のために、一般的なプログラムの作成方法から、更に、実際のオシロスコープ(Agilent InfiniiVisionシリーズ)のサンプルプログラムを通して、実践的な部分まで、ご案内させて頂いています。一般的なプログラム作成方法の部分は、オシロスコープに限らず、一般的な測定器を制御する際にも、お役立ていただけるものと思います。