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電源に関するスキルセットを構築する4つの方法:パート2 | キーサイト

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はじめに

今日の設計では、電源システムに対する要求が高くなっており、設計上の問題の多くが、これらの電源システムによって引き起こされていることがあります。本書では、初歩的な電源スキルセットを補足し、さらに電源に関するスキルセットを構築する4つのヒントを説明します。

  • ヒント 1 低消費電力デバイスへの電源供給
  • ヒント 2 電力消費量の経時変化
  • ヒント 3 過渡応答の理解
  • ヒント 4 リストモードによる出力のダイナミックな変更
  • 電源の詳細

ヒント1

低消費電力デバイスへの電源供給

多くのデバイスは、低電圧、低電流で動作するように設計されています。このような低消費電力デバイスは、過大な電力が印加されると簡単に破損してしまいます。電力による破損を避ける最適な方法は、低消費電力アプリケーション用の電源を使用することです。

ハイパワー電源では、過電流保護(OCP : Over Current Protection)の最小設定値が十分に低くならない場合があります。例えば、一般に使用されている120Wのベンチ型電源には、OCPが100mA以上という制限があります。よって、ローパワー電源の方が低電力デバイスへの電源供給に適しています。例えば代表的なサンプルLEDアレイは、電流が20mAを超えると破損する可能性があります。CV(定電圧モード)からCC(定電流モード)への移行、または、OCPによる電流制限により、デバイスの保護が可能な電源を使用することが重要です。

CVからCCへの移行は、電流を制限値に保持することで過電流状態を回避します。過電流条件を解除すると、電源は通常動作に戻ります。図1は、20mA未満に電流を制限した場合を示すグラフです。

一方、OCPはラッチ機能です。電流が20mAを超えると、出力が0Vに設定され0のまま維持されます。OCPをクリアすると再び出力が可能になります。

ローパワー出力電源は、通常、ハイパワー出力電源よりもノイズが低くなります。LEDアレイのテストに使用される電源の出力ノイズは、350μVrms未満です。

 

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