Keysight 1735Aは1/2/4Gbps Fibre Channel用のマルチアプリケーション・テスト・モジュールです。Fibre Channelのプロトコル解析、トラヒック作成、パフォーマンス・テストを2個の独立したFibre Channelポートで実行できます。テスト前に該当する機能をモジュールにダウンロードすることにより、同一のハードウェアを別のテスト・ケースに対しても再使用することができます。
プロトコル・アナライザとして設定した場合、Keysight 1735Aモジュールは2つの独立したフル・デュプレクス解析サブシステムを備え、高度なマルチ・トリガやフィルタ・シーケンサを使用して必要な情報だけを捕捉することができます。また複数のアナライザ間で時間相関をとることができるので、マルチポートのシステムレベル測定が行えます。
SANテスタを使ってアクティブ・テスタとして構成した、Keysight 1735Aモジュールでは、2個の独立したポートでワイヤ・スピードが1Gbps~4 GbpsのFibre Channelトラヒックを作成できます。このとき、データ、エラー、リンク、ファブリック制御、ファブリック・サービス・テストを任意に組み合わせることができます。この新しいモジュールは、既存のKeysight 1730B/1733Aモジュールと併用することにより、N2Xシャーシで使用できるので、既存の投資が保護されます。各ポートは個別にセットアップ/動作させることができ、ライン・スピード・トラヒック作成とリアルタイム連続測定が同時に行えます。これらの機能により、テスト実行中にライブ測定を行い、DUTの動作をリアルタイムに表示できます。
- 高密度ポート。拡張可能、モジュラ構成、マルチポート、マルチユーザ・アーキテクチャ
- 標準TCLスクリプト言語によるテストのカスタマイズと自動化
- マルチレベル、マルチ分岐トリガおよびフィルタリ・シーケンサ
- 解析サブシステムあたり1Gバイトの大容量トレース・メモリ
- 階層トレース表示
- ハードウェアによるトレース内容の高速サーチ機能
- フル・ワイヤ・スピードでのマルチレイヤ・ユーザ定義のトラヒック作成/解析
- データ・プレーン/ファブリック・サービスの同時テスト
- 様々なHBAをエミュレーションできるテスト・ポート
- デバイス仮想化機能による、2Uラックでの2000個のデバイスによる大規模なSANのシミュレーションの支援
- ポート・ステート・マシンの制御· エラー挿入
- スループット、レイテンシ、損失フレーム、BBクレジットなどのリアルタイム測定
- 同期外れ、ディスパリティ・エラーなどのリアルタイム・エラー測定
- ネーム・サーバ・テスト
- 状態遷移通知レイテンシ・テスト
- フェールオーバ・リカバリ