信号作成
- シングル・キャリアおよびマルチキャリアの802.16-2004(固定WiMAX)
- アップリンクおよびダウンリンク・チャネル・パラメータを設定
- * 帯域幅、巡回プレフィックス比(G)、サンプリング係数(n)、フレーム長、プリアンブル、FCH、データ・バーストを設定
- * 生データまたは完全にコード化されたデータ(ランダム化、リード・ソロモン・コンボリューショナル・コーディング、インタリーブを含む)を選択し、ヘッダとCRCを含むMAC PDUを作成
信号発生器制御および劣化の付加
- 互換性を有する信号発生器: N5182A MXG、E4438C ESG、E8267D PSG
- 周波数、振幅、ALC、波形スケーリング、トリガ、マーカなどの制御
- I/Q劣化およびリアルタイムAWGN
- リアルタイム・フェージング Baseband Studio
自動化および通信インタフェース
- SCPIによる波形再生の自動化
- LANおよびGPIB
その他の特長
- グラフ: I(t)、Q(t)、I(t)+Q(t)、P(t)、スペクトラム、CCDF、フレーム構造
- オンライン・ドキュメント
規格に準拠したWiMAX波形の作成
802.16-2004(WiMAX)用Signal Studioにより、IEEE規格に適合したWiMAX波形を作成し、E4438C ESG/E8267D PSGベクトル信号発生器にダウンロードして再生できます。このソフトウェアにはシンプルなグラフィカル・ユーザ・インタフェースが付属しており、アプリケーションに固有のコンポーネントおよびレシーバ・テストに適合した信号パラメータを使用して、アップリンクおよびダウンリンク波形を作成できます。
WiMAXコンポーネントおよびレシーバのテスト
コンポーネント・テストに適切なWiMAX基準信号をセットアップし、物理(PHY)層の信号パラメータを変更して様々な信号条件下で性能を評価することができます。レシーバ・テストでは、コード化されたMAC層の信号をセットアップし、バーストおよびMAC PDUをヘッダおよびCRCを付けたり、付けないで作成することできます。レシーバの信頼性を検証するために、I/Qの劣化とリアルタイムAWGNをテスト信号に付加できます。ソフトウェアは自動的にFCHを作成してメッセージ(DL-MAP、UL-MAP、DCD、UCD)をブロードキャストします。
主なアプリケーション
統計的に正確なWiMAXテスト信号を使用してパワーアンプ、フィルタ、変調器などのシステム・コンポーネントをテストし、ACPR、ブロッキング、変調確度などを測定できます。パケット・エラー・レート(PER)およびビット・エラー・レート(BER)解析用にも完全にコード化されたWiMAXテスト信号を使ってレシーバをテストできます。一般的な測定として、レシーバ感度、最大入力レベル、干渉下での復調性能があります。