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5G Channel Sounding, Reference Solution

802.11axテスト・ソリューション・シリーズでは、SISOから8x8 MIMOテストまでの研究開発、デザイン検証、製造テストで要求される802.11axテストパラメータをフルサポートするソフトウェアをすぐに使用できます。ユーザーは、マルチユーザーOFDMA用の柔軟なリソースユニット(RU)構成、レンジ拡張PPDU用の長いOFDMシンボル、デュアルキャリア変調(DCM)によって、すべてのHE PPDUフォーマットの波形を作成できます。解析ソフトウェアにより、シングル/マルチユーザー信号の自動復調が可能で、各ユーザーのRU割り当ての結果を表示できます。802.11axシステムソフトウェアにより、複雑なMIMO測定向けにソースとアナライザ両方の設定を簡素化できます。システムは特定のチップセットメーカーのソフトウェアツールとの互換性を実現しています。

ソリューションはM9421A VXTを使用しています。これによりベクトル信号発生器とシグナル・アナライザが1つのPXIeモジュールに統合され、最大160 MHzの帯域幅で60 MHz~6 GHzの周波数に対応できます。1つのPXIeシャーシで最大4チャネルをサポートできるので、2つのシャーシを同期させて8x8 MIMOテストを実行することができます。VXTは、チップセット、パワーアンプ、無線LANデバイスの検証に必要な1024QAMの変調品質をテストする際の厳格な要件に適合するために必要なEVM性能を提供しています。追加コンポーネントをシステムに追加して構成すれば、無線LANデバイスのブロッキング、共存、適応などに関する規格テストを実行できます。

最大8x8 MIMOテストによるデザイン検証

  • 2つのシャーシでM9421A VXT PXIeベクトル・トランシーバー・モジュールを使用して8x8 MIMOをサポート
  • モジュールごとに独立したソース/アナライザを使用可能

厳格なEVMテスト要件への対応

  • -50 dBのソース性能によりチップセット/PAの特性評価が可能
  • -48 dBを超える性能で、8本のパラレルストリームも含む、8x8デバイスの検証が可能
  • 25 dB以上のダイナミックレンジで最大+5 dBmの信号源パワーレベルを実現できる性能

802.11ax無線LAN信号作成/解析ソフトウェア

  • N7617B 無線LAN用Signal Studioによる信号作成
  • 89601B オプションBHX、N9077A、Y9077Bのいずれかのソフトウェアにより、すべての802.11ax PHY機能をサポートする柔軟な変調解析と、すべてのPPDUフォーマットの自動復調が可能。最大8x8 MIMOに対応(89601Bでは4x4)
  • ソフトウェアは、OFDMAやMU-MIMOを含むシングル/マルチユーザー802.11ax信号の作成/解析をダウンリンクとアップリンクの両方でサポート
  • トリガフレームの出力、自動復調によるアップリンクHEトリガベースPPDUの解析、シングルRUのEVM測定、帯域内エミッショントレースと占有されていないサブキャリアのEVMを提供

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