Highlights

  • ミリ波チャネル環境下におけるハイブリッドRF-ベースバンドビームフォーミングを含む、Verizon-KT無線検証ライブラリを5Gライブラリに追加
  • フェーズドアレイ/MIMOビームフォーミング
  • どのような規模のフェーズド・アレイ・アンテナ・システムでも定義/シミュレート可能
  • フェーズド・アレイ・コンポーネントのビームフォーミング解析で、測定されたSパラメータ、Xパラメータ、Sysパラメータの値を正確に考慮することが可能
  • アレイの結合、量子化、圧縮、偏波、相互変調のビーム特性への影響を正確に解析することが可能
  • アンテナ放射スペクトラムマスクを解析して、FCCルールへの準拠を確認することが可能
  • 車載用レーダー、802.11ax無線LAN、NB-IoT(LTE Advanced Pro)用の新しい規格のライブラリを追加

SystemVue 2017ソフトウェアのダウンロードは、トライアル&ライセンスタブを選んでください。そして、詳細&ダウンロードボタンをクリックしてください。

Description

SystemVue ESL SoftwareSystemVue 2017の紹介

VerizonおよびKTの5G試行規格に準拠した28 GHz携帯電話システムのデザインを完成させる必要のある5G通信システムアーキテクトは、5Gに準拠したベースバンドモデム、28 GHz RFICリファレンスアーキテクチャー、MIMOフェーズドアレイをシミュレーションに統合することにより、デザインの迅速な反復や検証ができるようになりました。SystemVue 2017エレクトロニック・システム・レベル(ESL)シミュレーションソフトウェアの最新リリースを使用すれば、5G規格に準拠するために必要な、ミリ波チャネル環境でのRFフェーズド・アレイ・ビームフォーミングを用いた業界初の5Gリンクレベルの検証が可能です。

SystemVue 5G Verification library

図 1. SystemVue 5G検証ライブラリは、VerizonとKTの5G無線規格、5G携帯電話の基地局やハンドセットのデザインに必要な100 GHzミリ波チャネルモデルおよびアダプティブビームフォーミングを備えています。W1906E、W1907B、W2383Eでご利用いただけます。

SystemVue 2017を使用すれば、フェーズド・アレイ・システムやMIMOビームフォーミングシステムの開発者は、どのような規模のフェーズド・アレイ・アンテナ・システムでも、非常に簡単、高速、かつ正確に定義/シミュレートできます。RFフィルタ、アッテネータ、増幅器のSパラメータ、Xパラメータ、Sysパラメータの測定値と3Dアンテナ素子のパターンを正確に考慮して、アレイの結合、量子化、圧縮、偏波、相互変調のビーム特性への影響を正確に解析することができます。さらに、アレイ放射スペクトラムマスクを解析して、FCCルールへの準拠を確認することもできます。SystemVue 2017には、車載用レーダー、802.11ax無線LAN、NB-IoT(LTE Advanced Pro)用の新しい規格のライブラリも搭載しています。

SystemVue 2017 Phase Array Architect

図 2. SystemVue 2017のフェーズドアレイ機能を使用すれば、増幅器、位相シフタ、アッテネータの正確なSパラメータ、Xパラメータ、Sysパラメータをフェーズド・アレイ・アンテナ・システムのデザインに使用できます。アンテナアレイから空間に放射される相互変調スペクトラムを予測して、FCCコンプライアンスを実現することもできます。W1720E、W1467Bでご利用いただけます。

SystemVue 2017には、車載用レーダー、802.11ax無線LAN、NB-IoT(LTE Advanced Pro)用の新しい規格のライブラリが追加されています。SystemVue 2017の新しい車載用レーダーライブラリは、24 GHz~79 GHzのミリ波周波数で動作するFMCWレーダーのデザインニーズに対応します。新しいマイクロドップラー歩行者チャネルモデルでは、人間を検知する車載用レーダーの現実的なデザイン検証が可能です。

Automotive Radar Library in SystemVue 2017図 3. SystemVue 2017の新しい車載用レーダーライブラリは、マイクロドップラー歩行者チャネルモデルを備えているので、70 GHz前後で動作する車載用ミリ波レーダーによる人間の検知を検証できます。W1908Eでご利用いただけます。

次世代の無線LAN 802.11axは2019年に発行予定で、現在の802.11ac規格と比べて、40 %の高速化と4倍の優れたスペクトラム効率を実現します。SystemVue 2017には、最新の802.11ax無線LAN規格ライブラリが付属するため、次世代の無線ネットワーク機器のデザインにいち早く取り組むことができます。

WLAN 802.11ax Baseband Verification Library in SystemVue 2017図 4. SystemVue 2017の新しい無線LAN 802.11ax検証ライブラリを使用すれば、40 %の高速化と4倍の優れたスペクトラム効率を実現する次世代の無線ネットワーク機器のデザインにいち早く取り組むことができます。W1917Eでご利用いただけます。

Narrow Band Internet-of-things(NB-IoT)は、LTE Advanced Proとも呼ばれ、多くのデバイスが接続されている屋内の低消費電力広域ネットワーク(LPWAN)の新しい無線規格です。低価格および長いバッテリー寿命を実現するために最適化されています。SystemVue2017はNB-IoTデバイスのデザインにいち早く取り組むために最新のベースバンド解析ライブラリを提供します。

NB-IoT (LTE-Advanced Pro) Baseband Exploration Library in SystemVue 2017 図 5. 新しいNB-IoT(LTE-A Pro)ベースバンド解析ライブラリを使用すれば、低価格でバッテリー寿命の長いNB-IoTデバイスのデザインにいち早く取り組むことができます。W1912Eでご利用いただけます。

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