自動化
- キーサイトとBitifeyeの優れた高速切り替えシステムの自動制御を統合できます。
- 81150Aまたは81160Aパルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器を使用した、エンドポイントデバイスまたはルート・コンプレックス・デバイス用の統合型DUT制御です。
- ワークショップ・コンプライアンス・モードにより、Sigtestを用いたPCISIG CEMコンプライアンステストおよびレポート作成を自動化します。
- テスト・セットアップ・ウィザードにより、テストの選択、設定、接続、実行、結果レポートの手順がガイドされます。
- 測定接続セットアップが表示され、オシロスコープセットアップが各テスト用に自動的に設定されます。
- テスト結果にはテスト構成、実行された測定、合否ステータス、マージン解析、波形がレポートされ、切り替えソリューションによりマルチレーンテストを自動化できます。
対応規格
- PCI Express® BASE 4.0トランスミッターのテスト
- PCI Express® 1.1/2.0/3.0および4.0基準クロックのテスト
- PCI Express® 1.0/1.1/2.0/3.0 CEMおよびBASE仕様のテスト
- PCI Express® SFF-8639(U.2)エンドポイントおよびルートコンプレックスのテスト
- CEM(コンプライアンス)解析のための1.0a/1.1/2.0/3.0用のSigTestとの一貫性のある測定結果
- オプションのInfiniiSim波形変換ツールセットによる、テストフィクスチャとテストケーブルのディエンベディングのサポート
要件
- PCI-SIG®に準拠したテストフィクスチャ
- シリアルデータ解析
- InfiniiSim波形変換ツールセット(オプション)
- PrecisionProbeオシロスコーププローブ/ケーブル補正ソフトウェア(オプション)
拡張性
- ユーザー定義アプリケーションツール(www.keysight.com/find/uda)を使用して以下を行えます。
- カスタムテスト、設定可能な変数、接続手順の作成/統合
- 実行シーケンスへの、MATLABスクリプトやデバイスコントローラーなどの外部アプリケーションコールの挿入
- テストスイートで使用する追加の外部測定器の設定
PCI Express電気性能検証/コンプライアンスソフトウェアは、PCI Expressのデザインを容易に検証/デバッグするためのソフトウェアです。このPCI Express電気テストソフトウェアを使用すると、エンドポイント/ルートコンプレックス/新しいASIC(チップレベル)についてPCI Express電気テストを自動的に実行して、さまざまなレポートフォーマットで結果を表示することができます。レポートには、測定結果の他に、どの程度のマージンでデバイスが各テストに合格/不合格になったかを示すマージン解析も含まれています。
PCI Express電気テストソフトウェアには、トランスミッターがPCI Express 4.0 BASE仕様に16 GT/sで適合しているかを検証するためのテストおよび非相関ジッタなどのテストも含まれ、更新されたPCIe 4.0基準クロックテストも同時に提供します。
PCI Express電気テストソフトウェアは、8Gおよび16G BASEジッタ測定用のQドメイン手法(PCI Express 3.0および4.0 BASE仕様)を採用し、5Gジッタ分離用のデュアルDirac手法(PCI Express 2.0 BASEおよびカード電気機械仕様に記載)を使用しています。これにより、PCI Express TX測定は、PCI-SIGのスタンドアロンSigTestソフトウェアを使って実行した測定と確実に一致します。
このソフトウェアは、PCI Express 4.0およびPCI Express 3.0測定用に、次に示す16Gおよび8G固有のBASE仕様パラメータを計算するための新しいアルゴリズムを組み込んでいます。
- TXユニットインターバル
- フルスイングTX電圧(TxEQなし)
- フルスイングでのEIEOS中の最小スイング
- TX非相関全ジッタ
- TX非相関デターミニスティックジッタ
- TX非相関パルス幅ジッタ
- TXデターミニスティックDjDD非相関パルス幅ジッタ
- TX擬似パッケージ損失
- TXEQプリセット用のディエンファシスおよびプリシュート測定(8G PCIe 3.0)
- TX DCコモンモード電圧
- TX ACコモンモード電圧
- DCコモンモード電圧のTX絶対値差
PCI Express電気性能検証/コンプライアンスソフトウェアは、PCIe 4.0およびPCIe 3.0測定のサポートに加え、新しいシリコン製のアドインカードやマザーボードシステム用のPCI Express 1.0a、1.1、2.0電気仕様に準拠したさまざまな電気テストを、基本仕様の第4章およびカード電気機械仕様のセクション4の記載に従って実行します。このソフトウェアではフルスイング(800 mV)テストに加え、PCI Expressに準拠した低電力のハーフスイングデバイス(400 mV)のテストもサポートしています。
PCI Express電気性能検証/コンプライアンスソフトウェアには、高速シリアルデータ解析ソフトウェア、CEMまたはU.2テスト用のPCI-SIG承認コンプライアンス・テスト・フィクスチャ(CBB3またはCLB3または該当するU.2テストフィクスチャ)のいずれか1つ、Infiniium高性能リアルタイムオシロスコープ、最少でも2本のSMA/SMPケーブルまたはInfiniiMaxアクティブ差動プローブが必要です。いくつかの測定は、PCI-SIGコンプライアンス・テスト・フィクスチャでは実行できず、カスタム・テスト・フィクスチャを構築するか、場合によっては入手が必要となります。カスタムフィクスチャが必要となるのは一般的に新しいシリコンまたはカスタムASICをテストする場合です。