主な特長と仕様
自律的測定によりサイトの監視と測定の実行に割り当てられるリソースを減らすことで、OPEXを低減
無線ネットワークの無人測定を24時間年中無休で実行できるので、人件費を節約できます。
- 無人測定とオプションのリモート制御を組み合わせることで、お客様の測定プロセスに柔軟性と効率性を導入し、OPEXを直接低減
- リモート制御測定により、フィールドで監督するドライブ・テスト・エンジニアが不要になるので、コストパフォーマンスが向上
無線ネットワークの品質を保証
- 無人プロセスにより大規模ネットワークを継続的に監視することで、ネットワークの問題を継続的に検知
- フィールドから解析結果を記載したワークブックまでのデータ処理チェーンを完全に自動化
最新テクノロジーのサポート
- LTEカテゴリー9までのすべての3GPPテクノロジーに対するネットワーク測定をサポート
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POLQA音声品質測定、HTTP、FTP、HTML、ソーシャル・メディア・テストなど、データや音声のサービス測定もサポート
概要
Nemo Autonomous Probe - 無線ネットワークの24時間年中無休の無人測定
Nemo Autonomous Probeは、大規模な無人測定を自動実行するために最適なソリューションです。車載でも固定位置でも使用できます。Nemo Autonomous Probe 4UEは、最大4台のAndroidスマートフォンを収容でき、LTEカテゴリー9までのすべての3GPPテクノロジーをサポートしています。
Nemo Autonomous Probeは、詳細で包括的なエアインタフェース測定と、経済的な実証済みの自動化機能を組み合わせたものです。Nemo Autonomous Probeを使用することで、プロバイダーや規制機関は、測定やベンチマーキング用のフィールド機器を、定位置、ホットスポット、または車両に搭載して、無線ネットワークの連続測定を行うことができます。従来のドライブテストのコストのほとんどは、車両、ドライバー、および車内の技術者から発生します。Nemo Autonomous Probeを使用すれば、無人測定用のフィールド機器を、タクシー、バス、列車などの既存の車両に搭載するだけで、専任のフィールド技術者がいなくても測定を実行できるので、テストコストを削減できます。
広範囲のテクノロジーのサポート
Nemo Autonomous Probeを使用すれば、GSM、CDMA、EVDO、WCDMA、HSDPA、HSUPA、HSPA+、LTE、LTE-A無線ネットワークのエアインタフェースに対して、さまざまな無線/アプリケーション指標の無人ドライブテストと自動測定が可能になります。使用可能なアプリケーション・テスト・オプションとしては、ボイスコール、FTP/HTTPデータ転送、HTMLブラウジング、YouTubeビデオストリーミング、Facebookテスト、LinkedInテスト、Twitterテスト、Instagramテスト、SMS/MMSメッセージング、pingなどがあります。この他に、POLQAおよびPESQ音声品質テストもサポートされます。
Nemo Autonomous Probeは、Nemo Analyze、Nemo WindCatcher、Nemo Xynergyのクラス最高のポストプロセッシング機能を完全に統合できるように設計されているので、例えば、フィールドから完成したレポートまでのデータ処理チェーン全体の完全な自動化が可能になります。
容易な設置と使用
これらのツールは、定位置に設置することも、移動車両に搭載することも、固定的に設置せずにハンドセットのみで運用することもできます。Nemo Cloudを使用すれば、1人のユーザーが定位置または車載の多数のフィールド機器を1か所から監視して制御できるので、プロバイダーがネットワークの問題に対応する時間を短縮し、ネットワークのサービスレベルを改善できます。フィールドで測定ツールを操作する必要がないので、RF/エンジニアリングの知識がないドライバーでもフィールド機器を管理することができます。