M9336A PXIe I/Q任意波形発生器(AWG)は、複数のI/Qチャネル、最大1 GHzの変調帯域幅、3番目の同期チャネルを備えています。

Highlights

アプリケーション

  • 5Gを含む広帯域I/Q通信信号
  • DOCSISアップストリーム信号
  • 衛星/レーダーテスト
  • 一般的なマルチチャネル任意波形の作成

機能

  • 1つのPXIeスロット、3つの差動/シングルエンド信号チャネル(SMBコネクタを装備)
  • フロントパネル/PXIeバックプレーントリガ機能とマーカー
  • チャネルスキュー/利得/オフセットのチャネルごとの制御
  • キーサイト独自のTrueform波形発生器

性能特性

  • チャネル当たり最大540 MHzの帯域幅(1080 MHzのI/Q変調帯域幅)
  • 16ビットの振幅分解能
  • チャネルスキュー/利得/オフセットのチャネルごとの制御
  • 最大4 GBの波形サンプル/波形シーケンス設定メモリによる、非常に柔軟性の高い波形の定義およびシーケンス設定

M9336A AWGは、優れた性能で複雑な広帯域波形を作成するのに最適です。1スロットのPXIe測定器1台で、16ビットの分解能、最高1.28 GSa/sのサンプリングレートを備えた540 MHz帯域幅の複数のチャネルに対応し、このAWGでは広帯域幅信号を小さいエラーベクトル振幅(EVM)で作成でき、無線通信、レーダー、衛星用のベースバンド波形の作成に最適です。M9336Aは広帯域I/Qアップコンバーターと組み合わせることも可能で、RF周波数で1 GHzの変調帯域幅を実現できます。このため、最新のデジタル通信無線機用チップセットのファンクションテストに適した信号シミュレーションが行えます。

M9336Aは、複雑な波形やイベントベースの信号シミュレーションを作成するのに使用できる、高度なシーケンス設定モードとトリガモードを備えています。また、複数のAWGモジュールを同期させることにより、位相コヒーレントな信号を作成できます。波形は、Keysight Signal StudioやMATLABなど、さまざまなソフトウェアツールを使用して開発できます。AWGのIVIドライバーセットは、LabVIEWやVisualStudio.NETなど、さまざまなアプリケーション開発環境に容易に統合できます。包括的なソフトウェア・フロント・パネル(SFP)により、モジュールを対話形式で制御したり、APIを使用して設定したモジュール設定をトラッキングすることができ、テストの開発/デバッグ時間を短縮できます。

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