N7909A電力消費ユニットを任意のアドバンスド・パワー・システムN6900AまたはN7900Aに追加することにより、定格電流の10 %~100 %の範囲の電流をシンクできるようになります。

ハイライト

N7909A電力消費ユニットは、任意のアドバンスド・パワー・システム(APS)N6900AまたはN7900Aに、電流シンク機能または2象限動作を追加します。1台のN7909AでAPS電源にシンクできる電流は最大1 kWなので、2 kW APS電源のフル象限動作を実現するには、N7909Aが2台必要です。1台のN7909Aと2 kW APS電源を組み合わせて使用することにより、50 %の電流シンク機能が得られます。N7909Aの形状は、1U、フル・ラック幅です。N7909Aは、2端子電源インタフェースと通信インタフェースによってAPS電源に接続することにより、連続2象限動作が可能です。これらのインタフェースは、N7909Aと電源の両方のリア・パネルにあります。

N7909Aはスタンドアロン測定器として使用することはできません。APS電源でのみ動作します。APSの2象限動作の詳細:

  • APSのプログラマブル±電流波形機能により、2象限動作をフル活用することが可能
  • APSでは、±電流制限設定により、デバイスの許容範囲内での動作を保証
  • デフォルトでは、蓄積エネルギーによって負荷(例えば、入力に大容量コンデンサを並列接続した負荷)に接続されている場合は、APSの電流シンク機能は、ダウン・プログラミングを実行して電圧レベルを下げます。
  • これらの機能はすべて、N7909A電力消費ユニットがなくても、スタンドアロンAPS電源の10 %定格出力電流シンク機能を使用することによって得られます。

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