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SystemVue 2010.07

SystemVue 2010.07は、アプリケーションに関するアップデータが中心となっています。レーダ・ライブラリや、IBIS-AMIモデル生成ツールが新製品として登場しました。MATLAB®環境や、キーサイト・オシロスコープで用いられている機能などにもアクセスできるなど、他の環境との融合も強化されています。

  

SystemVue:コア・プラットフォーム(W1461)

 

  • MATLAB®を補完的な数式パーサとして、アルゴリズム・モデリング、ポスト・プロセッシング、スクリプトに直接統合できます。コ・シミュレーションにとどまらず、SystemVueからネイティブ入力や編集を行ったり、さまざまな言語やアドオンを利用して既存の.mファイルを修正せずにSystemVueデータフロー・シミュレーション内で実行することができます。
  • Keysight N1010A FlexDCAソフトウェアへの無料のランタイム・アクセスにより、「オシロスコープ」や「アイ」測定パーソナリティを使用し、シミュレートしたベースバンド信号を表示できます(FlexDCAソフトウェアは、2010年9月に別途ダウンロードできる予定です)。
  • Verilog(Modelsim XE)とADS Ptolemy(ADS 2009のアップデート1以降)による、新しいコ・シミュレーションのサポート
  • アナログ・デバイスからシステム・レベルのADC/DACモデル、Sパラメータ・データ、アップデート済みコンバータ・モデル用に向上したモデルのサポート

 SystemVue:オプションのライブラリ

  • 新製品:W1905レーダ・モデル・ライブラリ:レーダ・アプリケーション用のリファレンス・ブロックセットです。ターゲット、クラッタ、フェージング、ジャミング、干渉、RF障害、テスト機器とのリンクと相互作用するレーダ信号処理のシステム・シナリオを作成できます。製品には、生産性アシスタンスも含まれています。詳細については、SystemVueレーダ・モデル・ライブラリを参照してください。
  • 新製品のW1714 AMIモデリング・キット:トップダウン型の電子システム・レベル(ESL)インタフェースをギガビットSerDesデザインに提供します。TX/RX用のIBIS-AMIイコライゼーション/チャネル・ブロックセット(規格に準拠したIBIS-AMIモデル作成機能)が含まれています。
  • W1910/W1912 LTEライブラリ:TS 36.141で定義されているTDDとFDD用のE-UTRAテスト・モデルを作成できるようになりました。Win32 DLLをエクスポートでき、外部プラットフォームで使用することも可能です。
  • W1715 MIMOチャネル・ビルダ:2D/3D遠方界放射パターンをKeysight EMPro 2010から直接インポートして、最大8x8のMIMOアレイによる4Gシステムのリンク・レベルでのスループット劣化を実現できるようになりました。

新しいビデオ・デモ

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