Keysight N1203C/N1204C/N1207C/N1206T のビーム・マニピュレータ製品は、サブ・ナノメートルの測定を達成するために、正確にレーザ・ビームを曲げたり平行移動させたりします。 レーザ・ビームは、迅速かつ容易に調整して測定誤差を減らすことができます。 通常、これらの製品を組合せて使い、ビーム移動および角度を精密に独立して安定にコントロールします。 正確な曲げおよび平行移動は、適切に調整されたレーザ・ビームを実現し、Abbe 誤差およびコサイン誤差を最少にし、最大角度測定範囲を確定します。
この取外し可能なツールにより、調整が迅速かつ容易にできます。 調整ツール・キットは、10 のマニピュレータ・アクセス・ポートのいずれにも使うことができます。 ひとたび調整が済み、ツールが取外されると、精密なマウントは、所定の温度, 所定の衝撃と振動の下で、長期的な安定性を呈します。 ツールは、つぎのものを含みます。
- N1206A マニピュレータ・ボール調整レバー (長)
- N1206F マニピュレータ・ボール調整レバー (短)
- N1206G マニピュレータ・ボール調整レバー (ベント)
- N1206B マニピュレータ調整レバー・アダプタ
Keysight N1204C および N1207C 精密ビーム・ベンダーは、精密オプティカル・マウント内部の金属球の中心に鏡があります。 ベンダーは、約 90度という広い角度可変範囲において、全くビームを平行移動すること無しに正確に角度を調整します。 これらのトランスレータは、主としてコサイン誤差を減らすために使われます。
N1204C は、ビームを水平に曲げます。 詳しくは、つぎのリンクをご覧ください。 精密水平ビーム・ベンダー
N1207C は、ビームを垂直に曲げます。 詳しくは、つぎのリンクをご覧ください。 精密垂直ビーム・ベンダー
Keysight N1203C 精密ビーム・トランスレータは、精密オプティカル・マウント内部の金属球の中心に屈折窓があります。 トランスレータは、全く角度を変えること無しに入ってくるビームに平行な出て行くビームを正確に移動します。 このトランスレータは、主として Abbe 誤差を減らすために使われます。 詳しくは、つぎのリンクをご覧ください。 精密ビーム・トランスレータ
- 10 のマニピュレータ・アクセス・ポートのいずれにも使える調整ツール
- キットは、N1206A マニピュレータ・ボール調整レバー (長)、 N1206F マニピュレータ・ボール調整レバー (短)、 N1206G マニピュレータ・ボール調整レバー (ベント)、 N1206B マニピュレータ調整レバー・アダプタを含む