Keysight E4361Aは、太陽電池の出力特性をシミュレートする510 Wの太陽電池シミュレータ用DC電源モジュールです。E4361Aは、本質的に出力キャパシタンスが非常に小さい電流源です。

HIGHLIGHTS

出力定格(シミュレータ・モードとテーブル・モード)

  • 最大パワー:510 W
  • Voc(最大):65 V
  • Isc(最大):8.5 A

出力定格(固定モード)

  • 最大パワー: 510 W
  • V定格: 0~60 V
  • I定格: 0~8 A

プログラミング確度(22 ℃±5 ℃で)

  • 電圧(固定モード): 0.075 %+25 mV
  • 電流(固定モード): 0.2 %+20 mA

リップル/ノイズ (20 Hz~20 MHz)

  • 電圧実効値、p-p(シミュレータ/テーブル・モード): 20 mVrms、125 mVp-p
  • 電圧実効値、p-p(固定モード): 24 mVrms、150 mVp-p
  • 電流実効値、p-p(固定モード): 2.5 mArms、19 mAp-p

Keysight E4361Aは、太陽電池の出力特性をシミュレートする510 Wの太陽電池シミュレータ用DC電源モジュールです。E4361Aは本来、超低出力キャパシタンスの電流源です。I-V曲線をすばやく変化させることができるので、さまざまな環境条件(温度、経年変化、食、自転など)でさまざまな太陽電池の出力を正確にシミュレートできます。E4360は、以下の2通りの方法で柔軟に操作できます。

  • SASが太陽電池のI-V曲線を内部で作成するのに必要な4つの重要な動作パラメータ (Voc, Isc, Vmp, Imp) を入力します。
  • 太陽電池のI-V曲線用のユーザ定義のテーブルをダウンロードします。

このモジュールは、最大2個のモジュールを搭載でき、高さ2Uのサイズでラック・スペースの節約を実現する、Keysight E4360Aモジュラ太陽電池シミュレータ (SAS) メインフレームで動作します。LAN/USB/GPIBインタフェースが標準装備されています。

テスト・システムのソフトウェア開発を容易にするために、すべてのE4360A SASメインフレームに、14360A System Control Toolソフトウェア・パッケージが無料で付属しています。このソフトウェアは、複数のSASのプログラミングや制御を容易にします。1回のファンクション・コールで、SASシステムの最大100個のE4360出力をセットアップ/制御できます。 Keysight 14360A System Control Toolsソフトウェアの新機能をすべて解説

E4360 SASは、スタンドアロンの既製の測定器としてお求めいただくことも、Keysightがお客様の仕様に合わせて構成し、測定器/ソフトウェアをすべて統合/インストールして、フル・ターン・キーの太陽電池シミュレータ・システムとして提供することも可能です。

 

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