﻿WEBVTT FILE

1
00:20.458 --> 00:22.500
こんにちは。キーサイトの

2
00:22.500 --> 00:26.583
EV/EVSE充電テストに関する
ブートキャンプのレッスン2にようこそ。

3
00:26.583 --> 00:30.167
電気自動車は、ミッション クリティカルな機能を
数多く担っています。

4
00:30.167 --> 00:33.083
そのため、グローバル
充電規格への適合は、

5
00:33.083 --> 00:37.875
自動車と充電ステーションの両方の
パフォーマンスと安全を確保するために重要です。

6
00:37.875 --> 00:40.125
このレッスンでは、キーサイトの

7
00:40.125 --> 00:43.042
充電テスト担当ビジネス開発エンジニアの
Wolfgang Kalthoffから

8
00:43.042 --> 00:46.625
世界の
EV充電規格の概要、

9
00:46.625 --> 00:49.875
方向性に注目する必要がある
規格団体、

10
00:49.875 --> 00:55.667
EVとEVテストを巡る
主要なテクノロジー トレンドについて説明します。

11
00:55.667 --> 01:00.458
初めに、AC充電に関する

12
01:00.458 --> 01:04.583
グローバルな状況の概要をお話しします。

13
01:04.583 --> 01:10.083
使用されるプロトコルは
IEC 61851-1で規定されています。

14
01:10.083 --> 01:20.917
GBTとタイプ1およびタイプ2充電に関しては、
プロトコルはグローバルに同一です。

15
01:20.917 --> 01:27.208
右の写真のように、使用されるプラグは
世界の地域ごとに

16
01:27.208 --> 01:29.917
異なっています。

17
01:29.917 --> 01:36.167
欧州と米国では
多少異なるプラグが用いられます。

18
01:36.167 --> 01:38.583
米国はタイプ1、

19
01:38.583 --> 01:41.750
欧州はタイプ2です。

20
01:41.750 --> 01:52.083
中国のGBTのGBT ACプラグも、
他の2種類と物理的に異なっています。

21
01:56.458 --> 02:01.750
主な特徴は、充電に使用する電力が
かなり小さいことです。

22
02:01.750 --> 02:06.333
そのため
充電に時間がかかる一方、

23
02:06.333 --> 02:10.542
安価で、入手が容易で、単純なので

24
02:10.542 --> 02:17.708
現在も世界中で
広く用いられています。

25
02:23.208 --> 02:25.917
グローバルな状況を見ると、

26
02:25.917 --> 02:30.708
DC充電はこれよりやや複雑です。

27
02:30.708 --> 02:37.125
最大の違いは、交流が
EVSE内部で整流されることです。

28
02:37.125 --> 02:43.917
高レベルの通信が必要であり、
安全対策も必要です。

29
02:43.917 --> 02:48.792
スペースと重量の制約がないので、
充電電力の範囲が広がります。

30
02:48.792 --> 02:54.750
実際の充電電力は
一般的に50 kW程度ですが、

31
02:54.750 --> 03:00.708
350 kWといったハイパワー充電も
視野に入りつつあります。

32
03:00.708 --> 03:04.208
この場合、水冷式の充電器が用いられます。

33
03:04.208 --> 03:08.458
右側には、現在使用されている
プラグが示されています。

34
03:08.458 --> 03:12.208
米国ではCCSタイプ1が用いられます。

35
03:12.208 --> 03:19.375
欧州のタイプ2とは
物理的形状が異なりますが、

36
03:19.375 --> 03:23.042
プロトコルは同じです。

37
03:23.042 --> 03:27.000
一言付け加えると、

38
03:27.000 --> 03:31.375
CCSで用いられる
高レベルの通信方式は

39
03:31.375 --> 03:35.375
電力線搬送通信(PLC)です。

40
03:35.375 --> 03:43.167
一方、GBT DC規格では
物理的に異なるプラグが用いられ、

41
03:43.167 --> 03:48.292
高レベル通信方式は
CANです。

42
03:48.292 --> 03:51.833
これはCHAdeMoでも同じです。

43
03:51.833 --> 03:53.625
プロトコルが異なるのです。

44
03:53.625 --> 03:56.083
CANが用いられ、
写真からわかるように

45
03:56.083 --> 03:59.708
プラグも物理的に異なっています。

46
04:11.083 --> 04:17.292
さらに、スライドの
左側には

47
04:17.292 --> 04:20.417
色分けされた世界地図があります。

48
04:20.417 --> 04:27.792
薄い青の地域では
CCSタイプ1プラグが使用されています。

49
04:27.792 --> 04:33.667
濃い青の地域では
CCSタイプ2が用いられています。

50
04:33.667 --> 04:37.917
紫はGBTが
用いられている地域で、

51
04:37.917 --> 04:45.875
薄緑はCHAdeMoプラグが
使用されている地域です。

52
04:45.875 --> 04:49.250
このような世界中での
異なる充電規格の存在は、

53
04:49.250 --> 04:58.292
当然、グローバルに製品を販売する
メーカーにとって課題となります。

54
04:58.292 --> 05:04.042
すべての充電規格を
サポートする必要があるからです。

55
05:04.042 --> 05:07.708
それに加えて、

56
05:07.708 --> 05:16.125
CHAdeMOとGBTは
新しいハイパワーDC規格の作成を発表しており、

57
05:16.125 --> 05:19.583
規格の整合化が必要です。

58
05:19.583 --> 05:22.083
CHAdeMoとGBTのプロトコルが整合化され、

59
05:22.083 --> 05:29.333
図に示すように、ChaoJiという
新しい規格が作成されます。

60
05:29.333 --> 05:34.333
ChaoJi 1はGBT規格の
後継のステップ1となり、

61
05:34.333 --> 05:41.958
ChaoJi 2、別名CHAdeMO 3.0は
CHAdeMO規格の後継となります。

62
05:49.500 --> 05:51.208
キーサイトは、テストシステムのベンダーとして

63
05:51.208 --> 05:55.958
世界のすべての充電規格に対する
テスト機器をサポートしているので、

64
05:55.958 --> 05:58.833
当社のお客様にとっては、
当然

65
05:58.833 --> 06:05.333
常に最新のプロトコル バージョンで
テストできることが重要です。

66
06:05.333 --> 06:14.250
このため、キーサイトはさまざまな団体に参加し、
積極的に貢献しています。

67
06:14.250 --> 06:19.417
CCS充電に関して重要な役割を果たすのが、
CharIN e.V.です。

68
06:19.417 --> 06:30.000
この団体は、プロトコルの改良だけでなく、
CCSのテスト仕様や

69
06:30.000 --> 06:35.542
EVSEの認証プロセスも
対象にしています。

70
06:35.542 --> 06:42.458
また、認証プロセスに使用できる
テスト機器の認証も行っています。

71
06:42.458 --> 06:45.500
先に申し上げておくと

72
06:45.500 --> 06:55.167
キーサイトのCharging Discovery Systemはすでに
テスト機器としてCharINの認証を取得しています。

73
06:55.167 --> 06:56.708
日本では

74
06:56.708 --> 07:01.750
キーサイトの従業員がCHAdeMO協議会に
参加して貢献しています。

75
07:01.750 --> 07:11.458
中国でもキーサイトの従業員が
GBTプロトコルの改良をサポートしています。

76
07:11.458 --> 07:14.708
もう1つ重要なのは、
スライドの右下隅に示した

77
07:14.708 --> 07:18.000
Open Charge Allianceです。

78
07:18.000 --> 07:23.625
Open Charge Allianceは、
OCPP(Open Charge Point Protocol)の

79
07:23.625 --> 07:27.958
規格化と仕様作成のための団体です。

80
07:27.958 --> 07:33.208
このプロトコルは、EVSEと
バックエンドサーバーの間の通信に用いられます。

81
07:40.833 --> 07:44.417
E-モビリティ充電の主要な
テクノロジー トレンドについては

82
07:44.417 --> 07:47.417
3つの重要なトレンドがあります。

83
07:47.417 --> 07:55.542
1つ目は、継続的な
ハイパワー化の進展です。

84
07:55.542 --> 08:02.333
次世代のバッテリーの充電には
より多くのパワーが必要で、

85
08:02.333 --> 08:06.458
充電電圧も高める必要があります。

86
08:06.458 --> 08:10.292
それによって、充電時間を短縮できます。

87
08:10.292 --> 08:16.208
現在ハイパワー充電と呼ばれているものは
350 kWです。

88
08:16.208 --> 08:22.708
この場合、充電ステーションには通常
水冷式充電アダプターが装備されています。

89
08:22.708 --> 08:27.333
現時点で、CCS仕様の最大値は
1,000 V、500 Aですが

90
08:27.333 --> 08:31.042
ChaoJiおよびCHAdeMO 3.0では

91
08:31.042 --> 08:38.000
すでに1,500 V、600 Aの
最大仕様が議論されています。

92
08:40.042 --> 08:44.500
2つ目のトレンドは
プラグ・アンド・チャージの普及です。

93
08:44.500 --> 08:53.167
プラグ・アンド・チャージとは、
CCS充電に用いられる

94
08:53.167 --> 08:57.000
ISO 15118プロトコルの
機能であり

95
08:57.000 --> 09:02.875
RFIDカードなどの外部の識別手段による
充電セッションの承認を

96
09:02.875 --> 09:06.750
不要にするものです。

97
09:06.750 --> 09:12.083
EVSEとEVにプラグ・アンド・チャージ機能が
実装されている場合、

98
09:12.083 --> 09:19.625
エンドユーザーが充電プラグを
自動車に差し込むだけで

99
09:19.625 --> 09:26.292
自動車が自動的に承認を行い、
充電が始まります。

100
09:26.292 --> 09:33.958
3つ目のトレンドは、スマート充電、
すなわち双方向パワー転送です。

101
09:33.958 --> 09:42.458
これに関しては、ISO 15118-20プロトコルが
2022年前半にも

102
09:42.458 --> 09:46.875
リリースされる予定です。

103
09:46.875 --> 09:52.708
これにより、双方向の電力伝送がサポートされます。

104
09:52.708 --> 09:59.583
CHAdeMOではこれがすでに実現され、
プロトコルが完成しています。

105
09:59.583 --> 10:04.292
CHAdeMOではこれはVehicle-to-Home、
Vehicle-to-Load、あるいはVehicle-to-Xと呼ばれます。

106
10:05.708 --> 10:10.792
充電のハイパワー化、プラグ・アンド・チャージ、
双方向パワー転送といったテクノロジートレンドにより

107
10:10.792 --> 10:13.875
さらに革新的なデザインと
テストソリューションが必要となります。

108
10:13.875 --> 10:19.125
それにより、グローバル コンフォーマンス規格と
市場投入計画への対応が可能になります。

109
10:19.125 --> 10:20.542
次のレッスンでは、

110
10:20.542 --> 10:25.708
EVの設計とテストの目標達成に役立つ
ソリューションの詳細について説明します。