﻿WEBVTT FILE

1
00:05.589 --> 00:08.050
最近、業界ではさまざまな
新しい用語が登場し

2
00:08.050 --> 00:10.636
業界の人間でも理解が追いつきません。

3
00:10.636 --> 00:15.766
ごく一部の例として、WP.29や
ISO/SAE 21434が挙げられます。

4
00:15.766 --> 00:18.852
これらの用語は、自動車サイバー
セキュリティに関連しています。

5
00:18.852 --> 00:22.522
これらはいくつかの面で関連していますが、
両方とも適用可能です。

6
00:22.522 --> 00:26.109
WP.29は、業界が長年にわたって
なじんできたものです。

7
00:26.109 --> 00:29.029
WP.29は、業界が長年にわたって
なじんできたものです。

8
00:29.029 --> 00:34.910
これは、自動車販売のための要件について
世界が合意に達する方法の1つです。

9
00:34.910 --> 00:41.833
ただし、その一部であるUN R155、
すなわち国連規則155によって

10
00:41.833 --> 00:47.214
自動車メーカーは効果的なサイバーセキュリティ
管理システムの導入を求められます。

11
00:47.214 --> 00:50.676
それは、いわゆる車両型式認定を
取得するためです。

12
00:50.676 --> 00:56.765
ISO/SAE 21434は、そのような
自動車サイバーセキュリティ

13
00:56.765 --> 00:59.893
管理システムを
組織に導入するための設計図です。

14
00:59.893 --> 01:01.895
管理システムを
組織に導入するための設計図です。

15
01:01.895 --> 01:06.066
これら2つの用語は関連していますが、
異なるものでもあります。

16
01:06.066 --> 01:08.860
WP.29は全体像を表し、

17
01:08.860 --> 01:13.490
UN R155は必要なサイバーセキュリティ
管理システムに関する詳細を表し、

18
01:13.490 --> 01:17.411
ISO 21434はそれを実現するための
ブループリントです。

19
01:17.411 --> 01:22.416
ISO/SAE 21434に詳述されている
サイバーセキュリティ管理システムは

20
01:22.416 --> 01:28.797
自動車メーカーが実施する必要がある
包括的プロセスであり、

21
01:28.797 --> 01:32.426
その目的は自動車をサイバー攻撃から
保護することです。

22
01:32.426 --> 01:34.803
その出発点はデザイン段階です。

23
01:34.803 --> 01:36.096
デザイン段階では、自動車メーカーは通常、
TARAと呼ばれるものを作成します。

24
01:36.096 --> 01:39.141
デザイン段階では、自動車メーカーは通常、
TARAと呼ばれるものを作成します。

25
01:39.141 --> 01:41.935
すなわち脅威解析とリスク評価です。

26
01:41.935 --> 01:46.940
TARAとは、デザインする
車種に存在するリスクを

27
01:46.940 --> 01:49.359
詳述するものです。

28
01:49.359 --> 01:53.572
リスクを明らかにしたら、
それに対する緩和策をデザインに

29
01:53.572 --> 01:58.243
組み込むことで、自動車に対する
サイバー攻撃の発生を防ぎます。

30
01:58.243 --> 02:00.454
リスク対策をデザインに組み込んだら、
Vモデルの 右側の工程に進みます。

31
02:00.454 --> 02:04.333
リスク対策をデザインに組み込んだら、
Vモデルの 右側の工程に進みます。

32
02:04.333 --> 02:07.419
ここでは、これらのリスクがテストされます。

33
02:07.419 --> 02:10.839
テストには検証／承認テストと
ペンテスト（侵入テスト）があります。

34
02:10.839 --> 02:12.758
テストには検証／承認テストと
ペンテスト（侵入テスト）があります。

35
02:12.758 --> 02:17.387
検証／承認テストは、組み込んだ
緩和策を直接テストして

36
02:17.387 --> 02:22.351
自動車がサイバー攻撃に対して
安全であることを確認するものです。

37
02:22.351 --> 02:27.064
ペンテストは、より広い観点から
創造的に行われるもので、

38
02:27.064 --> 02:31.068
ホワイトハットハッカーが
自動車へのアクセスを試み、

39
02:31.068 --> 02:33.737
自動車の弱点を探して、
さまざまな工夫により

40
02:33.737 --> 02:37.032
その内部に
侵入しようとします。

41
02:37.032 --> 02:40.744
車載セキュリティ、組織のセキュリティ、
インフラのセキュリティは

42
02:40.744 --> 02:42.371
すべて関連した概念であり、

43
02:42.371 --> 02:45.916
自動車サイバーセキュリティ環境で
それぞれの役割を果たします。

44
02:45.916 --> 02:50.587
これらはすべて効果的な
サイバーセキュリティ管理システムの対象ですが、

45
02:50.587 --> 02:55.801
そのテストと評価の方法は
それぞれ異なります。

46
02:55.801 --> 02:57.719
車載サイバーセキュリティについては、

47
02:57.719 --> 03:01.264
考慮の対象は
実際の自動車であり、

48
03:01.264 --> 03:04.851
その自動車自体の脆弱性が
評価されます。

49
03:04.851 --> 03:07.187
組織のセキュリティについては、

50
03:07.187 --> 03:10.732
メーカーがサイバー攻撃を受ける
可能性が考慮されます。

51
03:10.732 --> 03:14.194
メーカーが開発し、ソフトウェア
アップデートを通じて送信するコードに、

52
03:14.194 --> 03:19.032
サイバーセキュリティ攻撃に対する
脆弱性があるでしょうか？

53
03:19.032 --> 03:23.036
インフラのセキュリティは、
それらの間の連携です。

54
03:23.036 --> 03:26.832
WP.29による
型式承認については、

55
03:26.832 --> 03:29.292
その対象となるのは
1つの車種です。

56
03:29.292 --> 03:33.672
同じ車種に属する自動車の間では、
自動車サイバーセキュリティに関して

57
03:33.672 --> 03:37.092
実質的な違いが
存在しません。

58
03:37.092 --> 03:39.886
車の色が赤か青かは
無関係です。

59
03:39.886 --> 03:44.891
ECUあるいは TCUが異なる場合は、車種の
判定に影響します。　型式承認を取得する際に、

60
03:44.891 --> 03:46.351
ECUあるいは TCUが異なる場合は、車種の
判定に影響します。　型式承認を取得する際に、

61
03:46.351 --> 03:48.895
自動車メーカーが監査機関に提出する
書類には、すべてのTARA、

62
03:48.895 --> 03:52.774
自動車メーカーが監査機関に提出する
書類には、すべてのTARA、

63
03:52.774 --> 03:54.818
すべての検証／承認テスト、
すべてのペンテストが、その自動車に対して

64
03:54.818 --> 03:56.736
すべての検証／承認テスト、
すべてのペンテストが、その自動車に対して

65
03:56.736 --> 04:00.407
効果的なサイバーセキュリティ
管理システムに従って行われ、

66
04:00.407 --> 04:03.660
その自動車が、設計の際に
想定されたサイバー攻撃に対して

67
04:03.660 --> 04:05.871
安全であることが記述される必要があります。

68
04:05.871 --> 04:08.165
形式認定を取得することの最終的な目的は

69
04:08.165 --> 04:11.626
該当する国連規則が
施行されている市場で

70
04:11.626 --> 04:15.172
その自動車を販売する権利を
メーカーが得ることです。