Column Control DTX

Sパラメータ・モデルを使用したFPGAのパワー・インテグリティ・シミュレーション | キーサイト

アプリケーションノート

概要

シミュレーションによりPDN自身のインピーダンス・プロファイルを求める以前に、そのシミュレーションにより得られた結果を読み解く力が重要です。そのためには、まず基礎的な項目を十分理解しておく必要があります。

  • 直列共振回路とインピーダンス最小点
  • 並列共振回路とインピーダンス最大点
  • 信号の周波数構成
  • デカップリング・キャパシタのSパラメータ・モデルと集中定数RLCモデル

電源分配ネットワーク(Power Distribution Network:PDN)の役割は、システム内の電気的デバイスに電源を供給することです。システム内の各デバイスは、自身の動作のための電源仕様だけでなく、電源レールの電圧変動に対する要求仕様も存在します。ザイリンクス社のFPGAであるKintex-7とVirtex-7では、アナログ電源レールの入力電圧の電源変動が、10kHzから80MHzの周波数レンジで10mVppを越えないことが要求されています。デバイス自身が生成する電源レールの電圧変動は、周波数の関数としてオームの法則で表現されます。電圧(周波数)=電流(周波数)*自己インピーダンス(周波数)

従って、PDNの各周波数ごとの自己インピーダンスが既知で各周波数における電流がわかれば、その周波数での電圧を求めることができます。本アプリケーション・ノートでは、このようなPDNの各周波数ごとの自己インピーダンス・プロファイルが、周波数ドメインでのシミュレーションを行い求められることを示します。

 

×

営業担当者からご連絡させていただきます。

*Indicates required field

ご希望の連絡方法をお知らせください。 *必須項目です。
Preferred method of communication? ご登録のEメールアドレスの変更
Preferred method of communication?

送信ボタンのクリックによりお客様情報の収集と利用方法をお伝えする キーサイトプライバシーステートメント にご同意頂いたものとみなします。また、弊社及び弊社販売店からご連絡を差し上げる場合がございます。

ありがとうございました。

A sales representative will contact you soon.

Column Control DTX