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64 QAM信号に対するエラー・ベクトル振幅とS/N比との関係は?

EVMがピーク・ステート電圧に対するエラー信号の比、S/N比がエラー・パワーに対する信号パワーの比のように、MER(変調エラー比)はEVM(エラー・ベクトル振幅)とS/N比との関係で表わされます。関係式を以下に示します。

SNR = - [3.7 + 20 * log10 (EVM / 100%)]

この式は64 QAM専用で、アベレージングがオフで64個の測定信号でステートが同じ確率の場合にのみ適用されます。アベレージングがオンの場合は、対数アベレージングのためにSNRにバイアスがかけられるため、測定されたSNRとEVMから計算されたSNRは異なります。

EVMは電圧比のため、20 log10を使用してパワー比を求めます。SNRがノイズに対する信号の比であるのに対して、EVMが信号に対するノイズの比となるので、負の符号が必要です。

3.7は64 QAM信号のピーク・アベレージ・パワー比(単位dB)を表わします。この数値は、すべての64ステートに対するアベレージング・パワー(1つの象限のアベレージング・パワーと同じ)の比を計算し、コーナ・ステート(コーナ・ステートでは最大パワー)のパワーで割ることによって、コンスタレーション・ダイアグラムから容易に計算できます。